皆さんこんにちは!

アクアプランツWEB編集部です。

今回ご紹介するのは以下の2つのQAです。

水草に似合う魚は……? そんな疑問にもお答えしますよ。

それではどうぞ!

QA.083  水道水の水質によって水草が育ちやすい地域とそうでない地域があるって本当?

水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。(QA40参照)

そのため、水道水の硬度が高い地域では軟水化対策が必要です。

水草用のソイルを使用した水槽など、ある程度軟水化作用のある環境ではセット1~3ヵ月程度は問題になりませんが、軟水化作用が弱ってくると水草の育ちが悪くなります。

そのため、水道水の硬度が高い地域にお住まいの方は軟水化対策をしっかりと行なうことで長期に渡り美しい水草水槽を維持しやすくなります。
以下、筆者が行なっている硬度対策です。硬水でお悩みの方はお試しください。

硬度を下げる機能を持つろ材をセットする
「DOOAパルダクリーンPC」や「ウォーターエンジニアリング リバースグレイン6.8」などをフィルターにセットすることで硬度を下げることができます。
しばらくすると効果がくなりますので定期的に交換しましょう。
交換頻度は硬度の高さにもよりますが、1~3ヵ月程度程度を目安としてください。

水を軟水にする商品を使うのもいい。右は「DOOAパルダクリーンPC」、左は「ウォーターエンジニアリング リバースグレイン6.8」。Photo by G.Todoroki

硬度を下げる機能を持つ浄水器を使用する
「ADA NAウォーター」に「カチオンフィルター」をセットすることで、水道水の硬度が高い地域でも簡単に軟水を得ることができます。
水道につないで水槽に注ぐだけですからお手軽です。
初期費用はかかりますが、換水の手間を大きく減らすことができますので、ご予算に余裕のある方はぜひ導入してみてください。

換水を控えめにする
硬度の高い地域にお住まいの場合、頻繁な換水はデメリットが大きいことから逆効果です。
頻繁な換水が推奨されることの多い水草水槽ですが、水道水の硬度が高い場合は換水は控えめにしましょう。
「藻類が出るのでは?」と心配になるかもしれませんが、硬度が高いことで水草の調子が悪くなることのほうが藻類増殖の原因になりますので、控えめにしましょう。
目安は2週間に一度50%程度です。もし頻繁に換水をするのであれば上記の浄水器の導入をおすすめします。

筆者が管理しているブログでは日本中の硬度データをまとめてありますので、お住いの地域の硬度をチェックされることをおすすめします。
https://ordinary-aquarium.design/check-tap-water

QA.084 水草水槽に泳がせる魚はどんなものがいい?

極端に言うと草食性の強いお魚以外でしたら水草レイアウトとお魚の飼育を両立できます。

具体名を上げるとかなりの種類数になってしまうので本記事では「総合的な飼育のしやすさ」「手に入りやすさ」「見た目の美しさ」から勘案した筆者が特におすすめするものをご紹介します。
種名と簡単な説明をおつけするのでお魚選びの参考にどうぞ。

カージナルテトラ
青と赤のツートンカラーが美しいお魚。
メジャーなお魚なのでご存知の方も多いはず。
10匹単位で泳がせると群れで泳いでいるように見えるので見応えがあります。

カージナルテトラ。Photo by N.Hashimoto

ブルーダイヤモンドネオンテトラ
輝くような目とメタリックな体色が魅力のネオンテトラの改良品種です。
ネオンテトラだとなんだか普通すぎるので、筆者が好んで水草水槽に泳がせるお魚です。

ブルーダイヤモンドネオンテトラ。Photo by G.Todoroki

レッドファントムテトラ
じっくりと飼育するとルビーのような真っ赤な体色になるお魚です。
ひし形の体型は水槽内でよく目立ち、やや低層付近を泳ぐ習性から流木などで影を作ったレイアウトに良く似合います。

レッドファントムテトラ。Photo by N.Hashimoto

テトラオーロ
一見すると銀色の地味な体色ですが水草が繁茂した中で泳がせると、一転水草の葉色を銀色のボディーが反射してなんとも言えない美しい色彩を見せます。
同種間の縄張り争いが激しく、オス同士は大きくヒレを広げあって威嚇行動を取ります。
そのとき、長く伸長した背ビレの意味を知ることになるでしょう。

テトラオーロ。Photo by N.Hashimoto

レッドテトラ(ファイヤーテトラ)
アクの無いオレンジレッドの体色とMAX2.5cmの小ささが魅力のお魚です。
テトラの中でも特に丈夫なので初めて飼育する熱帯魚としてもおすすめです。
じっくりと飼育することで赤みが増し、さらに美しくなります。

レッドテトラ。Photo by N.Hashimoto

“ラスボラ”・ エスペイ
渋みのあるオレンジの体色とひし形の体型が目を引くお魚です。
特に群泳させやすいお魚なので、群れでお魚を泳がせてみたいなら本種がおすすめです。
似たお魚に「“ラスボラ”・ヘテロモルファ」「“ラスボラ”・ヘンゲリー」がいますが、どれも群泳させやすいです。

“ラスボラ”・エスペイ。Photo by N.Hashimoto

チェリーバルブ
名前の通り成熟するとチェリーレッドになる体色が美しいお魚です。
真っ赤になるのはオスなので、購入時に雌雄を確認するとよいでしょう。
小さな貝を駆除してくれるという点も水草水槽にはありがたいです。

チェリーバルブ。Photo by N.Hashimoto

ゴールデンハニーグーラミィ
鮮やかな黄色の体色と成熟したオスの赤い発色が美しいお魚です。
おっとりと水槽を泳ぐので、優しい雰囲気のレイアウトに良く似合います。

ゴールデンハニーグーラミィ。Photo by N.Hashimoto

ドワーフグラミ
鮮やかな青い体に赤の縞模様が映える美しいお魚です。
6cmほどの扁平な体型は派手な体色と相まって水槽内でよく目立ちます。
ゆったりと泳ぐので水景の主役を任せることのできるキャラクターです。

ドワーフグーラミィ。Photo by T.Ishiwata

アフリカンランプアイ
青い目が目を引く熱帯に住むメダカの仲間です。
上層付近を泳ぐことが多いので「水槽の上の方が寂しい」なんて時におすすめです。
口が小さいので細かな餌をマメに与えると美しく育てることができます。

アフリカンランプアイ。Photo by N.Hashimoto

ネオンドワーフレインボー
日本にいるタナゴのような体型をしたお魚です。
オスはヒレが赤くなり体色のブルーも色濃く発色しとても美しくなります。
メスはヒレが黄色なので簡単に雌雄判別をすることができます。

ネオンドワーフレインボー。Photo by N.Hashimoto

コリドラス・ピグマエウス
低層付近を群泳する小型コリドラスです。
コリドラスと聞くと「水草を抜いてしまいそう」「ソイルを掘って水が濁りそう」などと思うかもしれませんが、本種はそういった心配は無用です。
水草の茂みの中からひょこっと群れが出てくる風情は可愛いの一言です。

コリドラス・ピグマエウス。Photo by N.Hashimoto

コリドラス・ハブロスス
ピグマエウス同様、小型なので水草水槽に泳がせやすいコリドラスです。
本種のほうがよりコリドラスらしい体型をしています。

コリドラス・ハブロスス。Photo by N.Hashimoto

楊貴妃(ようきひ)メダカ
鮮やかなオレンジの色彩が水草水槽に良く似合います。
たくさん流通するようになり水槽環境で飼育しやすくなっているので、導入もスムーズにできることが多いです。

楊貴妃メダカ。Photo by N.Hashimoto

幹之(みゆき)メダカ
本種も楊貴妃メダカ同様に水槽導入しやすいので、水草水槽で泳がせやすいです。
背中がピカピカと光って見えるので、上から水面を見下ろすような場所にある水槽に向いています。

幹之メダカ。Photo by N.Hashimoto

水草Q&A