皆さんこんにちは!
アクアプランツWEB編集部です。
今回ご紹介するのは以下の2つのQAです。
確かに水草の温度って……? なところがありますよね。
それではどうぞ!
QA.015 ヒーターは必要?おすすめは?
(18℃)22℃〜28℃(30℃)
上記が水草水槽の適温です。
※()内は一応の下限と上限です。一概にこの範囲から外れるからといってすぐに枯れてしまうわけではありませんので目安としてお考えください。
このことから、気温の低い時期はヒーターが必要と言えます。
寒い時期は水槽にいる他の生き物とも相談して25℃前後に調整するようにしましょう。
水草自体はヒーターが必要のない時期でも、生き物に負担がかかる場合があるので、秋〜梅雨明けくらいまでは水槽にヒーターを設置しておくのが無難です。
設置するヒーターはなるべく小型で目立たないものがおすすめです。
それは機能というよりも、水草レイアウトの邪魔になってしまうからです。
筆者はエヴァリス社「ダイヤルブリッジR AFシリーズ」を愛用しています。
小型で設置しやすいだけでなく、温度設定を変えることができるので何かと便利ですよ。
- サーモスタット一体型ダイヤルでダイヤルにより温度を設定できるタイプのヒーター Photo N.Hashimoto
QA016: ビン(ボトル)でも育てられる?
水草は小さなビン(ボトル)で育てることもできます。
500mlのペットボトルに水道水を入れて室内の明るい場所においておけばアナカリスなどの特に丈夫な水草なら十分に育てることができますよ。
これも立派な「水草水槽」だと筆者は考えています。
小さなボトルの場合、特に難しいことは考えずにマメに水道水で換水をすれば水道水中のミネラル、CO2を利用して水草が成長します。
このとき「新鮮な水道水」を使うのがコツで、蛇口から出たばかりの水道水にはCO2が豊富に含まれていますよ。
魚やエビなどのエラ呼吸をする生き物がいないのなら、カルキ抜き(塩素中和)をしなくても大丈夫なので簡単。
ビン(ボトル)は小さいということを活かして、「水草を育てる」という楽しみを手軽に知ることができます。
参考画像のようにボトルでも複雑なレイアウトを作ることはできるのですが、ある程度の慣れが必要です。
本格的な水草水槽に初めてチャレンジするなら周辺機材の揃う水槽の方が有利ですよ。
水槽で始めるときには「Q10:どれくらいの大きさの水槽で始めるのがよい?」を参考にしてください!
- 小さなワイングラスで本格的なレイアウト! Photo by T.Ishiwata Thanks SENSUOUS
エムピージェーの「水草(書籍)」の記事一覧です。エムピージェーは「月刊アクアライフ」をはじめとした熱帯魚や水草、海水魚、川魚、爬虫類や両生類など水辺を中心とした生き物に関わる情報誌を発行している出版社です。