皆さんこんにちは!
アクアプランツWEB編集部です。
今回ご紹介するのは以下の2つのQAです。
ミスト式、聞いたことあるけれど試したことはない、そんな人もいるのではないでしょうか。
それではどうぞ!
QA.029 ミスト式で立ち上げると良いと聞きました。それはどんなもの? 方法は
ミスト式とは一言でいうと、水槽を「温室」のようにして水草水槽を立ち上げる手法です。
簡単な手順としては下記のようになります。
①水槽をセットをしたら水を張らず水草を植える
②毎日霧吹きをする
③ある程度水草が育ってから(根を張ってから)水を入れる
水草を植えたらサランラップなどでフタをして湿度を保ち、毎日霧吹きをして管理していきます。
水を張らないので換水をする必要がなく、水草がコケまみれになる心配がないという大きなメリットがあるので最近主流になりつつある立ち上げ方です。
一方で、水草は気温の影響を大きく受けるので、15℃〜30℃から外れてしまう時期は温度管理が大変というデメリットがあります。
そのため、春、秋に水槽を立ち上げるときに採用すると管理しやすいですよ。
水草が乾燥してしまうのは良くないのですが、底床に水が溜まると「カビ」「藍藻」などが生えやすくなります。
そのため、あまり水が溜まらないように管理するのがコツです。
また、ミスト式で管理する期間は2〜4週間程度を目安にすると良いでしょう

QA.030 水槽に水を入れる方法は? どうやったら水が濁らない?
水槽に水を入れる際はゆっくりと注ぐようにすると濁りずらいです。
特にソイルを使う場合は濁りが出やすいので注意して水を張りましょう。
ソイルと水が「直接触れる」と濁るので、筆者が水を張る際はキッチンペーパーを底床の上に敷きその上からゆっくりと水を注ぐようにしています。
ホームセンターなどで購入できる散水ノズルなどを使うのもおすすめです。
「シャワー」「ジョロ」など緩やかな水の出し方に調整できるタイプなら、キッチンペーパーと組み合わせれば、ほとんど濁らずに水を張ることができます!
バケツで水を張る場合はそのまま注ぐと濁りがちなので、コップなどで少しづつ入れることをおすすめします。
水草水槽の場合、セット初期に強く濁っていると、コケが発生することがあるので注意が必要です。
もし水を張って濁りが出てしまったのなら、もう一度水を張り直しましょう。
ある程度濁っている場合でも2〜3回も張り直せば透明になるはずです。

エムピージェーの「水草(書籍)」の記事一覧です。エムピージェーは「月刊アクアライフ」をはじめとした熱帯魚や水草、海水魚、川魚、爬虫類や両生類など水辺を中心とした生き物に関わる情報誌を発行している出版社です。