皆さんこんにちは!

アクアプランツWEB編集部です。

今回ご紹介するのは以下の2つのQAです。

水草、枯れると気分が凹みますよね……。

それではどうぞ!

QA.045 肥料(栄養素)を上手に使うには?

水草が必要とする栄養素は14種ありますが、水槽内で主に不足するのはそのうちの6種です。

・窒素
・リン
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・微量元素(鉄、ホウ素など)

こちらの栄養素を定期的に添加して水草に与えましょう。

とはいえ、水草は元気に成長していないと栄養素を入れてもあまり吸収できず、余った栄養素が藻類増殖の原因になってしまいます。

そのため、栄養素を添加するのは「光量は十分か?」「CO2添加量は十分か?」水質は合っているか?」など他をチェックしてから最後にしましょう。

また、使用している底床によって添加を始める時期に違いがあります。

・砂利、砂を使った水槽 ⇒ 水槽セット後2週間目程度から
・ソイルを使った水槽 ⇒ 水槽セット後1ヵ月目程度から

養分がある程度含まれているソイルを使っているのなら、このようにしばらくは栄養素を入れなくても十分に育てることができますよ。

栄養素を使いこなすのは難しいで初心者の方は「カリウム」「微量元素」の添加からスタートして栄養素を使うことに慣れると良いでしょう。

筆者が使っている栄養素。左はカリウム添加(ブライティK /ADA)、右は微量元素添加(グリーン ブライティ ミネラル/ADA)。Photo by Genki Todoroki

QA.046 水草の調子が悪い。何が原因ですか?

水草の葉が落ちる、枯れてしまうなど調子が悪くなる原因は大きく分けると5つあります。

・葉の生え変わり
・環境が合っていない
・環境の変化
・藻類の付着
・生き物による食害

葉の生え変わりなど、成長する上で必ず発生する問題のないものから、育成環境に問題があるものまで様々なので、まずは原因を探ることが大切ですよ。

・葉の生え変わり
水上葉⇒水中葉への生え変わり、古くなった葉が枯死しているなど、水草の生理上、どうしても発生するものなので、ある程度は仕方がない枯れと言えます。ダメになった部分の葉を取り除き、新しい葉の成長を促しましょう。

・環境が合っていない
光量が足りない、CO2添加量が足りない、水質が合っていないなど、環境に原因がある状態です。
水草が求める環境を用意しない限り、調子が上がることはないので、設備投資をする、水質調整をするなどの対応が必要です。

また、現状の環境で育つ水草を育てるという選択も有効です。
低光量でも育つ水草、CO2無添加でもある程度育つ水草など、環境に合わせて丈夫な水草を植えましょう。

・環境の変化
水槽から水槽の移動など、大きな環境変化があると葉を落とす水草もあります(クリプトコリネの仲間など)。
ダメになってしまった葉は取り除き、しばらく様子をみると環境に馴染みしだい新しい葉を展開するようになります。

・藻類(コケ)の付着
藻類が直接枯死の原因になることは稀ですが、葉に藻類が付くと光が当たらなくなってしまうので元気がなくなってしまいます。そして何より見栄えが悪いですよね。
藻類が増殖しているなら、ヤマトヌマエビ、オトシンクルスなどお掃除屋さんを駆使してまずは藻類対策をしっかりと行ない、藻類が少なったら水草の育成を考えると良いでしょう。

・生き物による食害
金魚やコイ科熱帯魚の一部など、水草を食べてしまうお魚がいるなら水草をきれいに育てるのは難しいかもしれません。アヌビアス、ミクロソリウムの仲間や、クリプトコリネの仲間など葉が固く、美味しくない(?)水草ならあまり食べられませんので、それらを中心としたレイアウトにすると良いでしょう。

コケに水草が「負けてしまう」こともある。Photo by MPJ
金魚は水草が好き。硬い葉の水草も舐めて弱らせてしまうこともある。Photo by MPJ
当然だが古い葉は自然と枯れる。ロゼット型の水草は外側から枯れていく。Photo by MPJ

水草Q&A