みなさんこんにちは。
アクアライフWEB編集部です。
熱帯魚を飼育する楽しみのひとつに、飼い込み(しっかり育て上げ、その個体の持つ魅力を引き出すということ)という考え方があります。
飼い込むことで魚を立派な姿に仕上げ、その魅力を堪能するという、なんとも贅沢な楽しみ方ですね。
本日紹介するお魚は、そんな飼い込みがいのある熱帯魚。
コリドラス・アエネウスになります!
コリドラス・アエネウスの迫力
コリドラス・アエネウスと言えば、通称赤コリ(アルビノ個体は白コリ)と呼ばれる、コリドラス界きってのメジャー種です。
一番最初に飼育したコリドラスがアエネウスだという人も、結構多いのではないでしょうか。
アエネウスの魅力は、なんといっても飼育しやすいこと。
非常に丈夫で、餌もいろいろとよく食べてくれるので、コリドラスの中でもかなり飼いやすい部類に入ります。
そんなアエネウスは、ぜひ飼い込んでほしい魚だったりします。
見た目は地味な方で、模様らしい模様はありませんが、体表にのるメタリックグリーンや、少し長さのある体型など、見どころの多い魚なんです。
しかも、じっくり育て上げることで体に厚みが増し、どこか重厚感を感じる迫力のある魚に仕上がる!
小さな頃は本当に可愛らしい魚なのですが、大きくなるとなんというか貫禄がでるのですよ。
そしてその仕上げる過程が、あまり難しくない。
健康を維持して飼育していれば、おのずと立派なアエネウスになってくれるのです。
コリドラス・アエネウスは全長5cmほどの魚なのですが、しっかり育て上げるとサイズ以上に大きく見える魚になりますよ!
物怖じしない性格が存在感を増す
臆病な性格をもつ種類も多いコリドラス。
そんなコリドラスの一種であるアエネウスは、物怖じしない性格で知られています。
他の種類のコリドラスが隠れて出てこないのに、アエネウスがだけが出てくる。
そんなアエネウスにつられて、他の臆病なコリドラスまで出てくる。
私の家ではそんなこともあったほど、アエネウスは落ち着いているのですね。
もちろん、個体差もあるので、アエネウス全てが物怖じしないとは言えませんが、堂々としたコリドラスであることは間違いないでしょう。
しかも、コミカルに動き回ってくれるので見ていて飽きない。アエネウスはそのビジュアルだけでなく、動きや存在感でも魅せてくれる魚なんです!
飼った人だけがわかる喜び
飼い込む喜びは、飼育した人にしかわかりません。
特にアエネウスのような年数かけて仕上がっていく魚は、その過程も含め本当に飼ってみないとわからないものです。
魚は育てれば育つ。
そんなあたりまえの素晴らしさを、みなさんもぜひ体験してみてください。
それでは、本日もアクアライフブログをお読みいただき、ありがとうございました。