みなさんこんにちは。
アクアライフWEB編集部です。
今回は金魚水槽の白濁りについて。
放っておいても良いものなのでしょうか。
金魚Q&Aとは 金魚Q&Aは金魚に関する様々な疑問に理科教諭、生物部顧問であり金魚の研究なども行なっている川澄 太一(かわすみ たいち)さんにお答えいただく連載です。一回一回独立したQに答えていくので、まとめて読んでいただいても、気になるQだけ見ていただいても、どちらでも大丈夫! 金魚Q&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので合わせてご覧ください。 |
Q:金魚水槽の白濁りが治らない。魚への影響は? 放置しても大丈夫?
害があるので対応します
濁りにも程度がありますが、
水槽の中がまるで霧がかかったように白く濁ったとき
は注意が必要です。
すぐに水換えしましょう。
白濁りのある状況は、金魚にとって害があることが多く、放置してはいけません。
いつもと違ういやな匂いがしませんか?
おそらく餌のやりすぎが原因かと思います。
水を抜き、次にろ過装置をチェックしてください。
余った餌が吸い込まれていませんか?
ろ過装置も掃除しましょう。
念のためお湯を水槽の壁面や底面にさーっとかけて消毒もしましょう。
また、ろ過装置も同様です。
お湯につけたりして消毒してください。
この時、あまり高い温度に長時間さらすと水槽やろ過装置が傷む可能性もあるので、ご注意ください。
水換えしたその後の1日は餌を与えず、様子を見ましょう。
そして、別の回答で答えた表をもとに、餌の量と金魚の量と水の量・水換えの頻度が適度なものになっているか、確認してください。
繁殖行動の場合もあり
繁殖行動による場合もあります。
一夜にして水槽が真っ白になっている場合、だいたい交接によるものです(オスの放精)。
水槽の底や壁面、フィールターに卵はくっついてませんか?
金魚の繁殖行動は屋外では主に春ですが、室内であると私は10月以外のすべての期間で観察したことがあります。
この場合は、水換え、フィールター内も掃除して1日は餌は止めましょう。