みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

メダカはよく屋外のスイレン鉢などで飼われているイメージがあると思いますが、屋外と室内、どちらのほうが飼育しやすいのでしょうか? 専門家にご意見を聞いてみました!

メダカQ&Aとは

メダカQ&Aは、専門店にて長くメダカ飼育に携わられている大場 貴保(おおば たかやす)さんに、メダカ飼育の素朴な疑問や繁殖のコツなどについてご回答いただく連載です。メダカ好きの方は、ぜひ興味のある質問から覗いてみてください!
メダカQ&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので、あわせてご覧ください。

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Q:メダカ飼育は室内、屋外どっちがいい?

やはり屋外は飼いやすいと思います

単刀直入に言うと、メダカを飼育しやすいのは屋外です。

太陽光が当たり、多くの場合水もそのまま流せます。定期的な水換えが必要なメダカの飼育において、水換えがしやすいというのは大きなメリットとなります。

屋外のメダカ水槽。メダカ専門店などではこのようにたくさんの容器を並べてメダカを飼育している様子が見られる。Photo Takayasu Oba

屋外飼育のデメリットはあるの?

屋外では管理しにくいのが水温です。夏場は天候によって水温が大きく変化するので、朝出かける前に天気予報をチェックして、水槽に日陰を作るかどうかの判断をする必要があります。

メダカは高水温に強い魚ですが、35℃以上の水温が続けば体調を崩します。猛暑が続くような場合は、日差しをさえぎるものを水槽の上に置いてあげましょう。

また屋外では野生動物に狙われることもあり、セキレイ、サギ、イタチ、テンなどが侵入しないように対策が必要です。

室内飼育にもいいところはある

室内飼育は野生動物に狙われることなく水温も一定に保ちやすいというメリットがあります。

ただ、メダカを健康に飼育するためには、室内光だけでは光量が足りないので、照明器具の導入が必須となります。

なお、

  • 大きな水槽で適切な匹数を飼う
  • 1週間に1回半分の水換えをする
  • 毎日餌をあげる

といった基本的な飼育のポイントは、屋外飼育でも室内飼育でも変わりません。ご自身の環境に合わせて飼育場所を選んであげると良いと思います。