みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

国内産と国外産。

和のイメージが強い金魚も出身は様々です。

金魚Q&Aとは

金魚Q&Aは金魚に関する様々な疑問に理科教諭、生物部顧問であり金魚の研究なども行なっている川澄 太一(かわすみ たいち)さんにお答えいただく連載です。一回一回独立したQに答えていくので、まとめて読んでいただいても、気になるQだけ見ていただいても、どちらでも大丈夫! 金魚Q&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので合わせてご覧ください。

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Q:国産金魚と外国産金魚の違いは? 飼育の難しさも違う?

飼育は特に変わりません

ブリストル朱文金以外の外国産の金魚では、二〜三頭身のような、ドラえもんみたいな頭の大きい体型のものが多いです。

しかし、最近はそのような体型の金魚を日本の養殖業者が育てることも多く、正確に見極めるのは難しいかもしれません。

ただ、上から見ると、外国産のものは国産に比べると尾ビレがすぼんでいることが多いと思います。

国産のものは尾ビレがしっかりきれいに広がっているものが多いです。

外国では上見での尾ビレの開き方には注目しない金魚が多く、そのような傾向にあるのかもしれません。

インスタグラムでも、海外の金魚の写真を見ると上見よりも横見の写真が多いですね。

この見分け方は問題があるかもしれませんが、外国から輸入したてホヤホヤの金魚は少しやせ気味でお肌が疲れ気味、かすれ気味のこともあり、その点でなんとなく私は見分けています。

長い輸送で疲れているのかもしれません。

飼育の難しさは国産も外国産も特に変わりません。

以前にも書きましたが、タイなど日本よりも温暖な地域から輸入されてきた金魚を、水温が低下する時期に飼育する場合は、保温することをすすめる販売店もありました。

黒らんちゅう。タイ産のものが有名。Photo N.Hashimoto
ライオンヘッド。中国のらんちゅう。Photo N.Hashimoto

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