みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

前回は「ヒーターなし」でメダカと混泳できる魚を紹介しました。

今回は「ヒーターあり」で混泳できる魚のご紹介です。

メダカQ&Aとは

メダカQ&Aは、専門店にて長くメダカ飼育に携わられている大場 貴保(おおば たかやす)さんに、メダカ飼育の素朴な疑問や繁殖のコツなどについてご回答いただく連載です。メダカ好きの方は、ぜひ興味のある質問から覗いてみてください!
メダカQ&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので、あわせてご覧ください。

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Q:メダカと熱帯魚

メダカと一緒に飼育できる熱帯魚はいます。

ただし、混泳を成功させるには「性格」「生活環境」「水温の幅」が合う熱帯魚を選ぶ必要があります。

ここでは混泳可能な熱帯魚をいくつかご紹介します。

グッピー

水質への適応力が高くて丈夫なので飼育しやすく、繁殖も容易なことから初心者の方にオススメの熱帯魚です。

メダカと同じようにさまざまな品種があるので、好みの色を選ぶとよいでしょう。

モザイクグッピー
グッピー。オスで全長5cmほど。写真は「モザイク」と呼ばれる表現をもつ品種。 N.Hashimoto

コリドラス

性格が温和で他の熱帯魚と混泳をさせやすい特徴があります。

たくさんの種類がおり、小さなものは全長3cm程度、大きなものは10cm程度になります。

コリドラスは水槽の底にいることが多いため、メダカと生活圏が重なりません。

泳ぐ層が異なる魚を選ぶと、それぞれの魚にストレスが少なくなります。

コリドラス・パンダ。Photo N.Hashimoto

ネオンテトラ

メダカとサイズ感が等しい熱帯魚です。

温和な性格であることから、メダカに限らずさまざまな魚種との混泳に向いています。

金属のような光沢色をしていることから、水槽内のアクセントとなります。

ネオンテトラ
ネオンテトラ Photo by N.Hashimoto

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回ご紹介した魚はすべて熱帯魚のため、ヒーターで水温を20℃以上、普通は25℃前後を確保する必要があります。

しかし、逆を言えばヒーターさえあれば混泳が可能なので、いろんな魚種を楽しみたい方はぜひ挑戦してみてください。

冒頭にも述べましたが、メダカとの混泳のポイントは、水温の幅が広い種類を選び、性格が温和、もしくは生活水域が異なる品種を選ぶことです。