みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

飼育、とくに繁殖を目的とする場合には餌は重要です。

プロのブリーダーはどんな餌を与えているのでしょうか?

メダカQ&Aとは

メダカQ&Aは、専門店にて長くメダカ飼育に携わられている大場 貴保(おおば たかやす)さんに、メダカ飼育の素朴な疑問や繁殖のコツなどについてご回答いただく連載です。メダカ好きの方は、ぜひ興味のある質問から覗いてみてください!
メダカQ&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので、あわせてご覧ください。

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Q:プロが使うメダカの餌ってどんなもの?

人工飼料と生餌を併用しています

人によって与えている餌は違うので、私の与えている餌と、使用されている方が多い餌を紹介します。

私が使用している餌は以下の4種類となります。

・中間魚から成魚までの育成は顆粒タイプの人工飼料

・稚魚の育成にはパウダータイプの人工飼料とブラインシュリンプ

・種親には産卵用の人工飼料

その他、一般的に多く使用されている餌として、PSB、ゾウリムシ、ミジンコ、クロレラなどが挙げられます。

人工飼料に関しては、「特にこれがいい!」というよりは、価格や用途に応じて様々なものが使われており、オリジナルの人工飼料を作っている方もいます。

生餌(生きている餌のこと。ミジンコやゾウリムシなど)は栄養価も高く、稚魚の生存率や成長速度をアップさせる大きなメリットがあります。

しかし、生餌自体を育てるための水槽がもう一つ必要となるため、気軽に飼育を楽しみたいという方にはオススメできません。

稚魚用と成魚用の顆粒状の人工飼料だけは揃えておきつつ、他の餌に関してはプラスαで考えていただければと思います。

成長期〜親魚用の餌。メダカの舞コンプリート(キョーリン)。Photo N.Hashimoto
ブラインシュリンプ(生餌)を与えているところ。Photo N.Hashimoto
ゾウリムシ。Photo N.Hashimoto