みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

「メダカの稚魚にはミジンコやゾウリムシを与える」と聞いたことがあるかもしれません。

それぞれどんな使い方があるのでしょうか。

メダカQ&Aとは

メダカQ&Aは、専門店にて長くメダカ飼育に携わられている大場 貴保(おおば たかやす)さんに、メダカ飼育の素朴な疑問や繁殖のコツなどについてご回答いただく連載です。メダカ好きの方は、ぜひ興味のある質問から覗いてみてください!
メダカQ&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので、あわせてご覧ください。

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Q:メダカの稚魚に与える生き餌はミジンコとゾウリムシどっちがいい?どっちが大きいの?

稚魚にとってはミジンコも大きい!

生まれたての稚魚は非常に小さいので、稚魚の口に入る小さい餌を選ぶ必要があります。

ミジンコとゾウリムシでは、ゾウリムシの方が小さく、稚魚の口にも入るサイズなのでオススメです。

ミジンコはたしかに小さいですが、成魚にとって小さいだけで、稚魚の口には入らないサイズです。

なお、ひとくちにミジンコといっても、生まれたてのミジンコと、生後数日経ったミジンコでは大きさに差があります。

ミジンコの種類にもよりますが、生まれたてのミジンコなら稚魚が食べられるサイズのものもいます。

ミジンコの導入を検討されている方は、ミジンコの中でも小さいと言われているタマミジンコを選ぶとよいでしょう。

ミジンコと稚魚。Photo T.Ishiwata
ゾウリムシ。Photo N.Hashimoto

生き餌と人工飼料

ゾウリムシやミジンコなどの生き餌は、メダカの成長を早めるだけでなく、体格もよくする効果があり、しばしば推奨されています。

ただし、人工飼料だけでも十分に育てることはできるので、必須なものではありません。

生き餌に興味がある、飼育スペースに余裕があるという方はぜひ試してみてください。

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稚魚用の人工飼料。メダカ元気パウダーフード(GEX)。Photo N.Hashimoto