みなさんこんにちは。
アクアライフWEB編集部です。
飼育水の水質悪化を見逃してしまうと、メダカの不調につながります。
水が汚れると、どんなサインが現れるのでしょうか。水換えのコツを解説したQ21とあわせてご覧ください!
メダカQ&Aとは メダカQ&Aは、専門店にて長くメダカ飼育に携わられている大場 貴保(おおば たかやす)さんに、メダカ飼育の素朴な疑問や繁殖のコツなどについてご回答いただく連載です。メダカ好きの方は、ぜひ興味のある質問から覗いてみてください! |
Q:メダカ水槽の水質悪化のサインは?
水の色、匂い、メダカの体調をチェックしましょう
メダカ水槽の水質悪化は、水の色や臭い、そしてメダカの体調や行動から判断できます。
水の色は、透明、または薄い緑色(薄いグリーンウォーター)が適正で、白く濁ったり、黄、茶、濃い緑などの色になっていれば、水換えが必要です。水換えをした後は、
- エサの量を減らす
- 水槽内のメダカの数を減らす
- ろ過器のメンテナンスを行なう
といった対処をして、良い水質が維持できる飼育環境を整えてあげましょう。
また、水が透明でも、嫌な臭いがする場合は水質が悪くなっています。
そのようなときにはメダカもすでに調子が悪くなっていることが多いので、メダカの動きやヒレの状態などを見て水質の悪化具合を判断することもできます。
ヒレを閉じてじっとしていたり、ヒレに白濁が見られたりしたら、メダカの体調が悪化している可能性があります。
Q21で解説した水が濁っている場合と同じように、一度水換えを行ない、飼育環境を整える必要があります。水の状態も日々観察し、メダカの体調が悪化する前に水質の変化に気づいておきたいものです。
季節による変化を見逃さないことが大切
エサの量や適切な飼育匹数は、水槽の大きさや季節によって変える必要があります。
4月はうまくいっていたのに、梅雨に入るとメダカの調子が悪くなった……ということはよくあります。
季節に応じたエサの量や水換えの頻度を把握するために、水の色とメダカの動きはよく観察することが大切です。