みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

水槽の水換えは、メダカの健康を維持するために重要なお世話の一つです。

どのくらいの頻度で、何割の水を換えればよいのでしょうか。水換えの基本について解説します!

メダカQ&Aとは

メダカQ&Aは、専門店にて長くメダカ飼育に携わられている大場 貴保(おおば たかやす)さんに、メダカ飼育の素朴な疑問や繁殖のコツなどについてご回答いただく連載です。メダカ好きの方は、ぜひ興味のある質問から覗いてみてください!
メダカQ&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので、あわせてご覧ください。

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Q:メダカの水換えはどのくらいの頻度で行なう?

水換えは1週間に1回、半分が目安です

水換えの頻度は飼育容器の大きさや季節によって変わりますが、春から秋にかけてメダカが活発に動いているときは、1週間に1回の頻度で飼育水の半分の水を換えてあげると良いと思います。

ただ、あくまでも目安なので、1週間経っていなくてもメダカの調子が悪そうだなと思ったら、すぐに水換えを行なうなど、臨機応変な対応が必要です。

水換えの様子。水換えをするときに、下に落ちている腐敗物(フンやコケ、ゴミなど)を一緒に吸い出してあげると、水の劣化を抑えることができます。底砂を敷いている場合は、一旦メダカを取り出し、底砂をかき混ぜて腐敗物を取り出しましょう。Photo Takayasu Oba

半分だけ水換えする理由

一度にすべての水を換えてしまうと、メダカに負担がかかり弱ってしまうことがあるので、水質の変化が少なくなるよう、元の飼育水を半分は残してあげると良いでしょう。

ただし、飼育水が白く濁っているときや、グリーンウォーターが赤茶色になっているときは水が悪い状態なので、元の飼育水を使わず、すべての水を取り換える必要があります。

このように、水換えは最低限1週間に1回の頻度で行ない、あとはエサを与える時にメダカを観察して調子が悪ければ水換えを行なうことをオススメします。

加えて、水換えと同時に水槽の底に溜まっているフンや食べ残しを取り除いてあげるなどすれば、メダカを元気に飼育することができるでしょう。