みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

今回の金魚Q&Aは金魚の混泳魚について。

違う種類を飼いたくなった時に、気をつけたい点を解説します。

金魚Q&Aとは

金魚Q&Aは金魚に関する様々な疑問に理科教諭、生物部顧問であり金魚の研究なども行なっている川澄 太一(かわすみ たいち)さんにお答えいただく連載です。一回一回独立したQに答えていくので、まとめて読んでいただいても、気になるQだけ見ていただいても、どちらでも大丈夫! 金魚Q&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので合わせてご覧ください。

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Q:金魚と相性の良い魚、悪い魚は?

金魚の多くは動きが遅い

私はあまり他の種類の魚と一緒に飼ったことがありません。

グッピー、メダカぐらいです。

野生の川魚などは、どうなんでしょうね。

川魚は、餌を与えたときの反応が金魚とは全然違うことが多いですよね。

餌を与えたとたん、水面にめがけて矢のように素早く餌を取りに行く、あの素早さはすごいです。

金魚にはあの俊敏な動きはありません。

そんな魚と金魚を同居させるのであれば、和金などの細長い、金魚の中でも素早く行動できる品種が適していると思います。

モツゴの仲間(シナイモツゴ)。動きが俊敏な川魚は、金魚との混泳は難しいだろう。Photo MPJ
和金。金魚の中でもフナのような体型の品種は動きも速く、他の魚との混泳でも成功する確率が高いかもしれない。Photo N.Hashimoto

混泳の際には注意深く観察を

時々、公園の池などでは小赤などの金魚が野生の魚と生きているのを見かけます。

でも、広い池とは違い、大きさが限られている水槽では、何かトラブルがあるかもしれません。

池とは違い、どこかに逃げたり、隠れたりすることができません。

仲良く生活しているのか、餌をすべての魚がしっかり食べることができているのか、混泳する時には注意深く観察した方がいいと思います。

他の記事にも書きましたが、相性が良さそうにみえるドジョウは、金魚の眼を食べてしまう可能性があるので避けた方がいいと思います。

金魚Q&A