みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

今回の金魚Q&Aは金魚の色変わりについて。

知らないとびっくりするかもしれません。

金魚Q&Aとは

金魚Q&Aは金魚に関する様々な疑問に理科教諭、生物部顧問であり金魚の研究なども行なっている川澄 太一(かわすみ たいち)さんにお答えいただく連載です。一回一回独立したQに答えていくので、まとめて読んでいただいても、気になるQだけ見ていただいても、どちらでも大丈夫! 金魚Q&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので合わせてご覧ください。

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Q:金魚は成長すると色が変わる? 稚魚と大人の色は全く違う?

赤い金魚は劇的に変わります!

赤い品種は稚魚から成長すると色が変わります。

3点並べた写真は琉金ですが、稚魚から赤い琉金らしくなるまでの変化は毎回ワクワクします!

網で青水の中からすくいあげたときに、色鮮やかな金魚になっていたらとてもうれしいです。

4~5月ごろに生まれた稚魚たちが、いい赤色になるのは、我が家では8月中旬以降です。

また、すべての稚魚が赤くなるわけではなく、下写真のように真っ白になるものもいます。

このように稚魚期から成長して色変わりする様子を、褪色(たいしょく)といいます。

左から右に色が変わっていく様子。Photo T.Kawasumi
褪色によって色が白くなる金魚もいる。Photo T.Kawasumi

色が変わらない金魚もいる

ただ、すべての金魚の稚魚が色が赤や白に変わるわけではありません。

ずっと稚魚の色(フナ色)のままのものもいます。

養殖業者の方から聞いた話では、キャリコ同士を交配させると、生涯フナ色のままの子が多く出てくるそうです。

私も自分で交配させてみたことがありますが、そのような結果になりました。

一方で、赤や更紗(白と赤のマダラ模様)の琉金の子だと、ずっとフナ色のままの金魚はほとんどいません。

両親がキャリコであると褪色をしないフナ色の子が生まれることが多い。Photo N.Hashimoto

褪色が遅い金魚もいる

また、色が変わるのは普通生まれた年の夏ですが、遅れて褪色する品種もあります。

それは土佐錦や津軽錦で、生まれて一年以上たってから褪色が始まっている金魚を見たことがあります。

土佐錦は褪色が遅く、フナ色のまま親魚になることもある。Photo N.Hashimoto

おまけとして

稚魚期からの色変わりのお話をしたので、今回は卵から稚魚になるその変化の様子を写真でご紹介します。

赤い品種の稚魚期の金魚は、赤い色素がきちんと形成されておらず、メダカ稚魚のような色をしています。

卵。大きさ1mmほど。桜の花が咲く頃から親は産卵します。Photo T.Kawasumi
卵の中に目が見えます。もうすぐ卵から出てきます。Photo T.Kawasumi
卵から稚魚が出てきたところ。Photo T.Kawasumi
金魚の稚魚。Photo T.Kawasumi

金魚Q&A