みなさんこんにちは。

熱帯魚Q&A編集部の山口正吾です。

本日は「夜行性の魚の給餌」について解説します。

熱帯魚には、けっこう夜行性の魚がいるんです。

熱帯魚Q&Aとは

熱帯魚Q&Aは“熱帯魚専門編集部”が、熱帯魚の飼育などに関する質問にお答えしていく連載です。熱帯魚Q&Aの更新情報はアクアライフ編集部のX(旧Twitter)でもお知らせしておりますので、あわせてご覧ください。

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照明を消してから餌を与えてみましょう

夜行性の魚、ナマズ類に多いですね。

ただし、夜行性とされる魚でも、水槽に慣れると昼間から動くようになることは多いです。

それでも、種類や環境によっては、質問のように姿を見せてくれないことがあるかもしれません。

現在の私の家の水槽では、トゲナシトゲウナギがそんな感じで、日中にその姿を見ることはほとんどありません。

さて。

そうした場合、とても簡単というか当たり前の方法ですが、夜、水槽の照明を消してから餌を与えてみましょう。

それでも出てこなかったら、さらに部屋の照明も消して、あたりを暗くしてから餌を与えてください。

暗くて魚が見えない!」というのなら、小さな灯りをつけるとよいでしょう。

日中の照明をつけた水槽と比べれば見づらいでしょうが、それは仕方がありません。

そういう魚を好きで飼っているという割り切りも必要です。

相手(魚)に合わせるのも、熱帯魚飼育の面白さの一つといえます。

ほかに、混泳水槽では、他の魚の存在が気になって、出てきてくれないこともあるかもしれません。

そんな時は単独(単種)飼育に切り替えるのも方法ですよ。

餌の量が把握しやすくなりますし、魚にとってはより良い環境となります。

夜行性の魚の例。トゲナシトゲウナギ。Photo T.Ishiwata
ストライプウッドキャット
夜行性の魚の例。ストライプウッドキャット。Photo by S.Itachika

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