みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

前回はメダカと水草の関係について解説しました。

今回は産卵に焦点をあてて水草を見ていきましょう。

メダカQ&Aとは

メダカQ&Aは、専門店にて長くメダカ飼育に携わられている大場 貴保(おおば たかやす)さんに、メダカ飼育の素朴な疑問や繁殖のコツなどについてご回答いただく連載です。メダカ好きの方は、ぜひ興味のある質問から覗いてみてください!
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メダカの産卵におすすめの水草4選

メダカが産卵するのに好む水草には、以下のような種類があります。

これらの水草は、メダカが安心して卵を産むための隠れ場所や卵の付着しやすさ、一般的に普及されている水草を選んでいます。

1.ウィローモス

ウィローモスは、細長い形状で、卵がしっかりと付着しやすいです。

メダカが隠れる場所にもなるため、産卵の際に安心感を与えます。

ウィローモス。Photo T.Ishiwata

 

2.マツモ

水面に浮かぶ特性があり、メダカが卵を産む際の隠れ場所として重宝されます。

成長も早く、管理が比較的簡単です。

マツモ。Photo T.Ishiwata

 

3.アナカリス

この水草は成長が早く、密度が高いため、卵を保護するのに適しています。

水質改善にも寄与するので、飼育環境を整えるのにも役立ちます。

アナカリス。Photo T.Ishiwata

 

4.カボンバ

細かい葉が特徴で、卵が付着しやすいです。

成長が早く、栄養供給にも優れているため、メダカの健康を支えます。

カボンバ。Photo T.Ishiwata

 

 

産卵後は卵を食べることもあるため、卵を守るためには専用の産卵床を用意するか、親メダカを分けることを検討すると良いでしょう。

水草を活用して、メダカが安心して産卵できる環境を整えましょう。

水草に産みつけられたメダカの卵。Photo N.Hashimoto