みなさんこんにちは。

熱帯魚Q&A編集部の山口正吾です。

熱帯魚が買えるイベントについて、お答えします。

熱帯魚Q&Aとは

熱帯魚Q&Aは“熱帯魚専門編集部”が、熱帯魚の飼育などに関する質問にお答えしていく連載です。熱帯魚Q&Aの更新情報はアクアライフ編集部のX(旧Twitter)でもお知らせしておりますので、あわせてご覧ください。

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熱帯魚が買えるイベント

いくつか紹介します

全国津々浦々、すべてのアクアリウムイベントを把握しているわけではないので、近年、雑誌「月刊アクアライフ」で取材した、熱帯魚や水草が買えるいくつかのイベントについて述べていきます。

以下のイベントでは、プロショップがブースを出して、熱帯魚などの生体を販売しています。

アクアリウムバス

10年以上前から定期的に開かれている即売イベントです。

会場は東京都23区内で、先日(2025年1月)行なわれた第41回は、「東京都産業貿易センター台東館」で開かれました。

近年ではこの会場に固定的ですが、東京ドーム内の施設で開かれたこともあります。

アクアリウム東京

「新宿住友ビルの三角広場」で開かれるイベントです。

直近では第4回が、2024年10月に開かれました。

新宿ということでアクセスも良く、広い会場は吹き抜けで開放感もあります。

アクアガレージナゴヤ

直近では2024年の9月に「ポートメッセなごや」で開かれました。

中部地方のイベントです。

アクアリウムフェア

毎年8月もしくは9月に、東京の「二子玉川駅」近くで開かれます。

生体の販売もありますし、純粋な展示も多く、金魚やメダカ、熱帯魚など、アクアリウム全般のお披露目、お祭りといった感の強いイベントです。

2024年アクアリウムフェアの様子。Photo MPJ

……以上のイベントについて、詳しく知りたい方は、各イベントを主催する団体のホームページをご覧ください。

イベントを楽しむコツ

まず、どんなショップやメーカーが出展がしているのか、事前に主催のホームページをチェックするのは必須ですよね。

行き当たりばったりよりも、自分の好きな生体に出会える確率が上がります。

同じ意味で、トークショーなどのプログラムがあるイベントでは、事前にその時間を調べるとよいでしょう。

……あとは、まあ、人それぞれといいますか。

お目当ての生体の競争率が高い場合、開場の時間前に到着して並ぶ方がいいかもしれません。

ひとまず雰囲気を味わいたい人はゆっくり出かけても良いでしょうし。

それと、イベントは一種のお祭りですから。

以前より気になっているショップやメーカーがブースを出展している場合、そのスタッフと話をしやすい面はあると思います。

私もイベントのブースに立ったことはありますが、読者の皆さんとお話しできるのは楽しかったですし、企画のヒントをいただいたりもしました。

会場前から長蛇の列。アクアリウム東京。Photo MPJ

これからのジャンル?

生体の即売イベントは、爬虫類両生類のジャンルで以前より盛んです。

熱帯魚を含むアウアリウムは、大量の水の運搬を伴うことから、爬虫類両生類と異なる難しさがある……とはよく聞く話です。

そのこともあってか、アクアリウムのイベントであっても、熱帯魚をはじめとした魚だけではなく、水草や陸上植物、または爬虫類両生類を販売するブースも目立ちます。

とはいえ、昔から金魚掬いはお祭りの定番ですし、イベントと観賞魚またはアクアリウムが縁遠いわけでもないと思います。

特にコロナ禍が明けて、イベントが盛んになる兆しもありますし、今後に期待したいアクアリウムのジャンルといえます。

それと。

メダカや金魚など熱帯魚以外のアクアリウム生物、または最近アクアリストに人気の珍奇植物にも即売イベントはありますから、チェックしてみるとよいでしょう。

イベントでベタを販売するブース。ベタはイベントではよく見る熱帯魚だ。Photo MPJ

 

Written by 山口 正吾

熱帯魚QA