みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

 

突然ですが「そのグループの中では大型な種である」って、いいですよね。

心をかき乱す、憧れのような魅力があるというか。

というわけで本日は、大きくなる――――“でかい”コリドラスを紹介していきます!

もちろん、あの最大種も登場しますよ!

 

はぁ……でかいコリドラスって、いいですよね。

でかいコリドラスに惚れろ!

それでは早速、でかいコリドラスを紹介させていただきます!

さらに、「今はコリドラスと呼ばれなくなった」でかいそっくりさんも!

 

どの魚も負けず劣らずの“存在感”――――写真越しにもほとばしってくるその魅力を、どうぞご覧ください!

いや、ほんと……惚れ惚れしますよ。

言葉はいらないって、こういう時に使うんでしょうね。

コリドラス・ロブスタス

コリドラス・ロブスタス
コリドラス・ロブスタス Corydoras robustus 生息地:南米 全長:約10cm
大型になるコリドラスで、ブラジル・プルス川などが原産。成熟したオスは背ビレの条が伸び、より迫力のある姿となる Photo by T.Ishiwata

コリドラス・ナルキッスス

コリドラス・ナルキッスス
コリドラス・ナルキッスス Corydoras narcissus 生息地:南米 全長:約10cm
細長い顔を持つロングノーズタイプのコリドラス。ロブスタスと同じ場所に生息していることもあるという。体にはアーチ状の模様が入る Photo by T.Ishiwata

コリドラス・パンタナルエンシス

コリドラス・パンタナルエンシス
コリドラス・パンタナルエンシス Corydoras pantanalensis 生息地:南米 全長:約8cm
その大きな体にはメタリックな網目模様が浮かび上がることがある。過去にはラトゥスの名称で流通していたことも Photo by N.Hashimoto

【番外編】ロングノーズブロキス

ロングノーズブロキス
ロングノーズブロキス Brochis multiradiatus 生息地:南米 全長:約10cm
ブロキスはコリドラスに近縁な仲間で、最近の研究ではコリドラス属に統合する動きもあるとか。オニギリ型の体、長く伸びた豚鼻は愛きょうもたっぷりだ Photo by T.Ishiwata

【番外編】スクレロミスタックス ・バルバートゥス

スクレロミスタックス・バルバートゥス
スクレロミスタックス・バルバートゥス Scleomystax barbatus 生息地:南米 全長:約7cm
黒地に金を散りばめたスレンダーな体が美しい。以前はコリドラス属に分類されていたが、現在はスクレロミスタックス属となっている Photo by N.Hashimoto

コリドラスの最大種! その名も……

200を超える種類が存在し、アクアリウムの中でも一大ジャンルとなっているコリドラス属とその近縁種たち。

種類が豊富だけに、様々なナンバーワンが生まれています。

一番かっこいいコリドラス、一番かわいいコリドラス……それらは個人の好みなどにより変動しますので、ひとつに決められるものではありません。

 

「自分だけのナンバーワンに会える」

そんな楽しみ方を、コリドラスは人々に与えてきたことでしょう。

 

ただ、そんな中でも、わかりやすいナンバーワンがあります。それは最大種

10cm級のビッグサイズに成長するコリドラスは、ここまでにご紹介してきたように、いくつかの種類が知られています。

その中でも、全長だけでなく体高や重量感も考慮して……“現時点の”最大種としてあらためて紹介したいのが、

コリドラス・ロブスタスです!

コリドラス・ロブスタス
コリドラス・ロブスタスはその迫力からしてもコリドラス最大種と言って差し支えないだろう

その大きさたるや、最大で10cmにもなると言われている、堂々たるコリドラス! 本日、一番最初に見ていただいた種ですね。

流通量はさほど多くはありませんので、見かけたことがないという人も多いと思いますが……現物はかなりの迫力ですよ。

体長も、体高もあり、さらにオスは背ビレも伸びますので!

「ナルキッススのほうがでかいよ!」と言いたい方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでWEB編集部の主観も入っている、ということでご容赦ください……!

 

さて、ここでちょっと脱線して、さきほど“現時点の”とつけさせていただいた理由を説明させていただきましょう。

ロブスタスは間違いなく、最大種と言って差し支えのない存在だとは思います。

でも今回のお話はコリドラス。

コリドラスだからこそ“現時点の”とつけたくなってしまうのです!

 

なぜならコリドラスは、現在も新種が発見され、輸入されてくるグループだから。

だからこそ、そのうち「さらに大きくなるコリドラスが輸入される」というようなことも、ないとは限らない! と期待してしまいます……。

 

そしてそんな中、今も最大種として君臨し続けるロブスタスの素晴らしさ。

仮にもっと大きなコリドラスが発見され、世界2位になったとしても色褪せることはないでしょう。

 

それぞれに、それぞれの魅力がある。

だからこそコリドラスは素晴らしいのですよね……でかいコリドラスも、小さいコリドラスも、平均的なサイズのコリドラスもみんな素晴らしい。

要するに、コリドラスは素晴らしいのですよ。

月刊アクアライフ コリドラス特集号発売!

月刊アクアライフ2020年10月号『コリドラスって何だ?』表紙は近年注目の新顔コリドラス、ゼブリーナ!

2019年9月11日発売の月刊アクアライフ10月号は、コリドラス特集号です!

特集のタイトルは『コリドラスって何だ?』。

アクアリストにとって身近だけれど、まだわからないこともたくさんあるコリドラス。

スターコリドラスの歴史を紐解いたり、愛好家のお宅を覗いたり、分類学にスポットを当てたりしつつ、コリドラスたちの魅力に改めて迫ります!

表紙は、近年になって新たに輸入されたスターコリドラスの代表格、コリドラス・“ゼブリーナ”! 長〜く伸びた背ビレに注目です!

それでは、本日もアクアライフブログをお読みいただき、ありがとうございました!