みなさんこんにちは。
アクアライフWEB編集部です。
今回のアクアの雑談のお題は、現在Twitterにて作品募集中の、月刊アクアライフベタ“写真”コンテスト!
入選者には豪華プレゼントもあるこのコンテストについて、審査員でもある山口と板近が解説していきます。
さらには「ベタの撮影は簡単?」という話題にも……!
コンテスト参加を検討中の方も、そうでない方もぜひご覧ください!
お気軽にご応募ください。
募集期間は4月11日まで! どうぞよろしくお願いいたします!
アクアの雑談 アクアの雑談は、その名の通りアクアリウムに関する「雑談」をお届けする連載です。お題は回ごとにいろいろ! 雑談いたしますのは、株式会社エムピージェー出版部長で月刊アクアライフ前編集長の山口 正吾(やまぐち しょうご)と、アクアライフWEB編集部に社外からの協力スタッフとして参加している板近 代(いたちか しろ)。雑談ならではのお話を、どうぞお楽しみください。 |
ベタ「写真」コンテストとは
板近:今日は、現在開催中のベタ写真コンテストについてお話したいなぁなんて思うのですが、どうでしょうか。
山口:いいですね。
板近:改めまして、今回も審査員に抜擢していただきありがとうございます。
山口:板近さんには、アクアライフブログフォトコンテストでも審査を担当していただきましたし、それに、魚も好きだけれど写真も好きだから適任と思ったんですね。
板近:光栄です。投稿者のみなさま、真剣に選ばせていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
山口:私も一所懸命に選ばせていただきますので、よろしくお願いいたします。
板近:今回は「ベタコンテスト」ではなく「ベタ写真コンテスト」なんですよね。
山口:ええ。個体を対象に審査するベタコンテストではなく、写真のコンテストですね。実は私も、そのあたりについて説明したいなと思っていたところなんです。
板近:ちょうどいいタイミングでしたね(笑)。
山口:はかったようなタイミングで(笑)。
板近:では、山口さんが説明したかったお話、お願いいたします!
山口:はい。個体の優劣を競う大会はガチ勢というか、かなり本格的なものであるけど、今回はもっと気軽に参加できるコンテストをやろうと思ったんですね。
板近:コンテストクラスのベタでなくてもよいということですよね。
山口:そうなんです。コンテストで入賞するようなベタが素晴らしいのはもちろんですが、今回は視点を変えて、様々なベタ、つまりベタならなんでもありの写真コンテストにしたかったんです。
板近:全てのベタ、ベタそれぞれの良さに注目したいコンテスト。
山口:ベタには個体ごとに個性があるし、全ての個体に良さがあると思うんです。だから気楽に愛魚を投稿できるコンテストをやってみたかった。
板近:私も審査員の話をいただいた時に、そうお聞きしましたね。
山口:あと、写真のコンテストと聞けば、写真の力量が問われると思われるかもしれませんが、そこも難しく考えてほしくなくて。
板近:ガチの写真でもいいし、気楽に撮った写真でもいい。
山口:ええ、投稿者さんにとって「いい感じ」と思える写真であれば、それを送っていただきたいですね。
板近:たしかに写真って、写真としてクオリティが高いものだけでなく、この表情がいいとか、このシチュエーションが面白いとか、いろいろな「いい感じ」がありますもんね。
山口:ブレてるからこそ勢いを感じる写真とかもありますからね。
板近:ありますね。なんだか、ベタのいろいろな魅力を発見できそうなコンテストになりそうですね。
山口:ベタは表情豊かな魚だから、怒っているところ、寝ているところ、餌をねだっているところ……いろいろなシーンが撮影できると思うんですよね。
板近:物怖じしないし、寄ってきたりもするから。
山口:今はスマホが手元にあることが多いでしょうし、「お!」と、思った時に撮ってもらうのもいいかもしれない。
板近:飼ってるからこそ撮れる一枚っていいですよね。
山口:ベタ写真コンテストというか「ベタ愛魚写真コンテスト」と言ったほうが伝わりやすいですかね。
板近:そのほうがコンセプトにあっているかもですね。
山口:もちろん、写真の質をあげる工夫も大歓迎ですから、ガチの機材で本気モードで撮っていただいてもいい。
板近:ガチな写真好きな人の写真もあれば、何気ないショットもある。コンテストクラスのベタもいれば、自分だけのお気に入りベタもいる。
山口:そうそう。ビシッと個体の特徴が伝わる写真でもいいし、そうでない写真でもいいし。
板近:たとえばハーフムーンのヒレが閉じてる写真とかも好きなんですよね。なんというか、動きを感じられるじゃないですか。もちろん、しっかり開いている写真もいいのだけど。
山口:わかります。私が今ふと思ったのは、お子さんの運動会ってあるじゃないですか。
板近:がんばるお子さんの姿を写真に残したいという人も多いでしょうね。
山口:ですよね。それで、写真に熱心な親御さんであれば、一眼に望遠レンズを仕込んで徒競走の様子を撮ったりもすると思うんです。それはきっといい写真になるし。
板近:ええ。
山口:それとは違って、お昼にご家族でお弁当を食べている。それをスマホで気軽に撮った写真だって、思い出の一枚となるわけじゃないですか。私は、こちらもいい写真だと思うんですよ。
板近:私もそう思います。
山口:今回のベタ写真コンテストも、そんな感じで捉えていただけたら嬉しいですね。「いい感じ」にはいろいろあると。
板近:飼い主目線の「私だけのいい感じ」なども見せていただきたいですね。
山口:「主観的すぎるかな?」と思う写真でもきっと、ベタ好き同士共感はあるはずです。そのあたりは、アクアライフ主催ということで安心して送ってもらえれば。
ベタを撮るのは簡単?
板近:今回は募集はTwitter、結果発表は月刊アクアライフ6月号(5月11日発売)なんですよね。
山口:ええ。入選者さんにはプレゼントもあります。
板近:そのあたりは、この雑談を記事にした時に文末に掲載ですかね。
山口:ですね。6月号には板近さんに担当していただいた「スマホ撮影講座」も掲載されますよね。
板近:山口さん発案の記事で、お誘いいただいて。
山口:ええ。それで、実際どうでしたかその企画は。とはいってもまだ製作中なので、ここまでの感想として。
板近:撮る前は締め切りまでにいい感じの写真撮れるかなと、ドキドキしていたんですね。タイトル案に「スマホで簡単“いい感じ”ベタ撮影術」なんてつけちゃったから、余計にプレッシャーで。自分でつけたタイトル案ではあるのですが(笑)。
山口:(笑)。正直な意見として「簡単」でしたか?
板近:悩む場面もありましたが、ちゃんと「簡単」というコンセプトの中でいけたと思います。
山口:つまりは、撮りやすかった?
板近:そうですね。過去に撮った他の魚と比べると、「いい感じ」の写真が撮れる確率はわりと高いほうであったなと思いましたね。
山口:その理由は何だと思いますか?
板近:ベタって、山口さんも言ってたとおり表情豊かじゃないですか。
山口:ええ。
板近:なので、続けて撮っていくと「おお、いい顔してる!」みたいな一枚が混ざってるんです。ベタが協力してくれるというか、個の存在感が強いので、ベタ自身が雰囲気を作ってくれちゃうんですよね。
山口:なるほど。続けて撮るのはおすすめですか。
板近:そうですね。大事なのは、ベタがいい姿を見せてくれた時にシャッターを切っていたかどうかだと思うので、ある程度の時間は、常に撮れる状態で水槽の前で待機しているといいかなと思います。
山口:板近さんもそんな感じで撮ったと。
板近:ええ。シーンによっては「数撃ちゃ当たる」で攻めたところもありますね。「ピンぼけも、斜めも恐れるな!」と自分に言い聞かせてバシバシと。それであとからゆっくり選別をして。
山口:それも一つの方法です。結構大きい魚だし、隠れないから撮りやすそうだなと思いますが、その点はどうでしたか。
板近:まさにそのとおりで。過去にマクロレンズでワイルドグッピーを追いかけた時は大変でした。2cmくらいだし、速いし。
山口:私は前に、シュリンプをスマホで撮ったことがあって、あの時は参りました。小さくて撮れない(笑)。
板近:小さいとしんどいですよね(笑)。あとこれも山口さんの言う通り、隠れないという点で、シャッターチャンスは多いですよね
山口:ですね。ベタってよく動くけど、止まってもくれるじゃないですか。フレアリングさせたり。
板近:餌をあげると動きが読みやすかったり。
山口:そういう点を総合していくと、撮りやすい魚と言ってもいいと思うんですよね。
板近:ビシッと撮れなくても絵になるのは強いですよね。たとえば、顔はボケて、ヒレだけにピントがあってても、それはそれでベタっぽくていい感じだったりして。
山口:ああ、それわかるなぁ。顔も可愛いけれど、体の模様も綺麗だし、ヒレの動きも綺麗だからいろいろな「いい感じ」を狙えそうです。
板近:そのぶん、コンテストとなると「どの写真にしよう……」と悩みやすい気もしますが。
山口:悩んだ時は、全部投稿してくれてもいいですよね。
板近:そうですね。今回のコンテストは複数投稿可能というか、大歓迎ですよね。いい感じと思ったらお蔵入りにせずぜひ。
山口:ぜひお願いします。ではではここで、作例として板近さんのお気に入りの写真を出してもらっていいですか。
板近:わかりました。では6月号に掲載予定の写真から一枚。
山口:最初見せてもらった時も思いましたが、雰囲気ありますよね。
板近:ありがとうございます。
山口:板近さんの好きな、ちょっと暗めの写真になるのかな。
板近:そうですね。ベタって綺麗なだけでなく意外と迫力もあるというか、そんな感じを強調したくて。
山口:面白いなぁ。私の持つベタのイメージと随分違う。餌を噛み砕いているのかな。
板近:ええ。フレークフードを何枚か水槽内に入れて食べている間ずっと撮影を続けてて、その中の一枚ですね。角度や設定などを変えながら撮っていたのですが、これは全てがいい感じにきまってくれた。
山口:追い続けたからこその一枚ですね。
板近:これが撮れた時は嬉しかったですね。あ、参考までにこの写真はトリミングをしていますね。
山口:背景がうるさい時や、端に余計なものが写っている時なんかにもトリミングはいいですよね。雑誌作りでも普通にやりますし。
板近:私は元々は、トリミングってごくたまにやるだけだったんですね。でもいつだったかな、山口さんからトリミングの話を聞いて、久々にやってみたらハマっちゃって(笑)。
山口:そうでしたか(笑)。本来の画角にこだわるのもいいんですが、トリミングするとぐっとテーマが伝わりやすくなることもありますよね。
板近:トリミングの仕方により見え方が変わるのも面白いんですよね。
山口:話は変わりますが、過去にアクアライフブログフォトコンテストで入賞した写真に、ベタを撮った写真がありましたよね。
板近:上から撮った!
山口:そう! 私が選ばせていただいた一枚で。いい写真だったよなぁあれは。
板近:いい写真ですよねほんと。またハーフムーンを上見というのも素敵だった。
山口:白い背景、緑色の水草に、色鮮やかなベタがとても映えていて、かなり作り込んだ感じはあるけれど、飼育者ならではの視点というか。普段からベタを見ていて美しいと思う瞬間を素直に撮った、そんな写真であると思います。
板近:よく思うのですが、飼育者であるという点は写真をいい感じにする大きな要素ですよね。
山口:それは間違いないですね。その魚を一番見ているのは、その人なわけだから。
板近:あとさっきの「ベタを撮るのは簡単」という話と矛盾するかもしれませんが、この写真を見ていると「ベタの写真表現は本当に深いなぁ」とも思いますね。表情豊かな、色彩豊かなベタだからこそ、できることがありすぎる。
山口:そこもまた、面白いポイントの一つかもしれませんね。その時しか撮れない写真もあるし。
板近:ですね。そうそう、今回のコンテストでは過去に撮った写真も投稿可能ですよね。
山口:ええ。ご自分で飼っている、もしくは飼っていたベタの写真ならなんでも大丈夫です。
ベタ写真コンテスト投稿お待ちしております!
板近:それでは最後に、コンテスト発案者である山口さんから参加者さんに向けてメッセージをお願いいたします。
山口:はい。ベタは雑誌の特集などでだいぶ前から担当していますが、本当に綺麗な魚であると思うし、フォトジェニックな魚であると思います。だからこそこんなに人気になったのは間違いない。そんなベタと暮らしているみなさんが、それぞれに感じたベタの良さを写真に収めて送ってくたら、とても嬉しいです。
板近:楽しみですね。
山口:ええ。では、板近さんもメッセージお願いします。
板近:はい! アクアライフWEB編集部の一員としてだけでなく、一人の写真好き、そしてベタの飼育者としても楽しみにしています。愛情もって育てているからこそ撮れる写真を、お待ちしております。
山口:やはり投稿がこんなにも楽しみになるのは、対象が「愛魚」だからですよね。
板近:ええ。どんな愛魚の、どんな姿を見せてもらえるのか。このコンテストの審査員を任せてもらえるなんて、まさに「アクアリスト冥利に尽きる」ですよ。改めまして、みなさんよろしくお願いいたします!
山口:お願いいたします! 今リツイートキャンペーンもやっていますから是非参加して下さいね。フォローとリツイートだけで、恒例のアクアライフ根付がもらえますので。参加方法、そしてコンテスト詳細は以下をご覧ください!
月刊アクアライフ6月号特集内『ベタ写真コンテスト』詳細
募集期間
2022年3月25日(金)~2022年4月11日(月)
募集テーマ
「あなたの飼育しているベタの写真」
※今回はベタコンテストではなく“ベタの写真”コンテストです。
投稿方法
月刊アクアライフ編集部アカウントをフォローの後、Twitterにて必要事項を記入のうえハッシュタグ「#ALベタ写真コンテスト」をつけて写真をツイート!
ツイートの際の必要事項
- ベタの名前(流通名) 例/鯉ベタ
- コメント(20字程度まで) 例/毎日のフレアリングが楽しみです!
- ハッシュタグ #ALベタ写真コンテスト
- 愛魚の写真を添付(1ツイートにつき1点)
※コメントなどは掲載の際に編集させていただく可能性があります。
注意事項
- 応募可能なのは「ご自分で飼育されているベタの写真」のみとなります。
- 写真の撮影時期は問いません。また過去に飼育していたベタの写真でもご参加いただけます。
- 撮影機材に縛りはございません。デジカメ、スマホ、フィルムカメラ等、好きな機材で撮影してください。
- 投稿はTwitterのみとなります。フィルムの場合はスキャンするなどしてご応募ください。
- 投稿数に制限はありません。お一人様何通でもご投稿いただけます。
- 複数作品投稿していただいた場合も一作品ごとの審査となります。
- 投稿いただいた写真は月刊アクアライフほか当ブログなど、エムピージェーのメディアにて紹介させていただく可能性がございます。
結果発表について
- 審査はAL編集部他が行ない、発表は月刊アクアライフ2022年6月号ベタ特集内となります(5月11日発売)。
- デジタルデータを印刷する都合上、雑誌掲載時には撮影時の画質と異なる場合があることをご了承ください。
- 入選作品の投稿者名は、選考時のTwitterユーザー名(@○○○○の部分)とさせていただきます
- 景品の発送については、Twitter月刊アクアライフ編集部アカウントよりDMにてご連絡させていただきます。その際フォローが外れているとDMが送れない場合がございますので、フォローを外さないようお願いいたします。なお、景品はアクアライフ編集部より発送させていただきます。
- 選考に関する個別の質問にはお答えできません。
景品について
グランプリ景品 1名様
提供:ジェックス株式会社
入選景品 7名様
提供:株式会社キョーリン
※入選景品は2点セットとなります
特別賞プレゼント(生体) 1名様
- ショーベタ
提供:よこはま金魚
フォロー&リツイートでプレゼントキャンペーン
参加は簡単! Twitter月刊アクアライフ編集部アカウントをフォローの後、当アカウントより発信される以下画像を添付したツイートを、#ALベタ写真コンテスト開催期間内にリツイートするだけ。
当キャンペーンへの応募は、#ALベタ写真コンテストに作品を投稿していない方でもOKです! プレゼントはアクアライフオリジナル根付(魚種はランダムとなります)を合計3名様に! 皆様どうぞご応募ください!