みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

水槽へのライトアップ。

金魚の飼育では必要でしょうか。

金魚Q&Aとは

金魚Q&Aは金魚に関する様々な疑問に理科教諭、生物部顧問であり金魚の研究なども行なっている川澄 太一(かわすみ たいち)さんにお答えいただく連載です。一回一回独立したQに答えていくので、まとめて読んでいただいても、気になるQだけ見ていただいても、どちらでも大丈夫! 金魚Q&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので合わせてご覧ください。

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Q:金魚の水槽にライトは必要??

夜の観賞や体調のチェックに必要です

日が暮れて夜になったときに、飼育している金魚を眺めたいときは、照明があったほうがいいですね。

日光が当たる部屋であれば、日中は照明をつけなくてもきれいな金魚を眺めることはできますが、夜は照明がないと楽しむことはできないと思います。

また、金魚の体調をみるために、照明はあったほうがよいでしょう。

白点病などは、照明がないと発見が遅れる可能性があります。

夜帰宅して、必ず一度は照明のもとで金魚の様子をチェックする習慣があったほうがいいですね。

筆者宅の水槽部屋。太陽光も入るが、それぞれの水槽にライトを設置している。Photo T.K

太陽光がきれいに見えると思います

私は金魚が一番きれいに見える照明は太陽光だと思っています。

もし、自分の飼育している金魚をLEDや蛍光灯の照明でしか見たことがない方がいたら、ぜひ一度はよく晴れた日に太陽光にあてて金魚を見てみてください。

体色がとても鮮やかに見え、新たな魅力に触れることができますよ。

以前、私は夜の帰宅と同時に水槽の照明をつけ、就寝する24時過ぎに照明を消す、という飼育をしていたこともあります。

今は毎年春に卵を産んでほしいので、冬や春の照明の時間には気をつけ、遅くとも19時には照明を消すようにしています。

金魚の産卵は、春の水温の上昇や明るい時間の増加に影響を受けるので、冬や春はできるだけ自然の状況に近づけたいのです。

若い琉金を屋外の水槽に移して撮影してみた。筆者は太陽光が一番きれいに見えると思う。Photo TK

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