みなさんこんにちは。

アクアライフWEB編集部です。

小型水槽でメダカを飼育するなら、何匹くらい入れるのがよいのでしょうか。

今回は水槽とメダカの数について解説します。

メダカQ&Aとは

メダカQ&Aは、専門店にて長くメダカ飼育に携わられている大場 貴保(おおば たかやす)さんに、メダカ飼育の素朴な疑問や繁殖のコツなどについてご回答いただく連載です。メダカ好きの方は、ぜひ興味のある質問から覗いてみてください!
メダカQ&Aの更新情報はアクアライフ編集部のTwitterでもお知らせしておりますので、あわせてご覧ください。

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Q:小さい水槽とメダカの匹数の関係

水:メダカ は 1:1

メダカは小さい水槽でも飼育をすることができる観賞魚です。

では実際にどれぐらいの匹数を入れてものよいでしょうか。

教科書的に言うとメダカ1匹に対して1Lの水を用意してあげるとよいでしょう。

2Lの水槽では2匹、5Lの水槽では5匹となります。

ただ、実際にはもっと匹数を多くすることもできますし、少なくしてあまり手間をかけないようにすることもできます。

匹数を多くする場合の注意点

5Lの水槽でも10匹~20匹を飼育することは可能です。

ただその際に注意してほしいのは、飼育水の管理です。

過密で水量が少ないと水はすぐに汚れます。

毎日水換えをしてあげるくらいの管理が必要となります。

匹数を少なくするメリット

5Lの水槽にオス1匹、メス1匹の1ペアで飼育するのであればスペース的にはかなり余裕のある管理となります。

過密であれば水の汚れは早くなり、餌を食べられない個体も出てきますが、スペースに余裕のある水槽では、1匹1匹が悠々と過ごし健康的で体格の良い個体となります。

また水の汚れるスピードも遅くなるため、水換えの頻度も比較的に下がります。

上記のことからスペースを広く取った方がメダカにとって良いことは確実ですが、飼育環境は人や地域によってかなり変わります。

メダカは小さいスペースでも楽しむことができるので、まだ観賞魚を飼育したことがない方にもおすすめのペットです。

約9Lの水槽(外寸から計算)。ここに4匹のメダカが泳ぐ。だいぶ余裕がある飼育例。Photo N.Hashimoto