みなさんこんにちは。
アクアライフWEB編集部です。
メダカも病気にかかることがあります。
小さな体に起きた異変を見逃さないようにしましょう。
メダカQ&Aとは メダカQ&Aは、専門店にて長くメダカ飼育に携わられている大場 貴保(おおば たかやす)さんに、メダカ飼育の素朴な疑問や繁殖のコツなどについてご回答いただく連載です。メダカ好きの方は、ぜひ興味のある質問から覗いてみてください! |
Q:メダカの代表的な病気3つ
主に水質の悪化やストレスが原因で発症します。
ここでは、代表的な病気とその症状を3つご紹介します。
白点病
症状
体やヒレに白い小さな点が多数現れます。
体を壁や底材にこすりつけるような行動をとります。
水温変化が激しい環境で発症しやすい傾向があります。
水カビ病(みずかびびょう)
症状
体やヒレに白いカビ状のものが付着します。
口や傷のある弱った部分に発症しやすいです。
ケガや体力の低下が原因で発症する病気です。
尾ぐされ病
症状
各ヒレの先端が溶けたようにボロボロになります。
初期症状として、ヒレが白く濁ることが挙げられます。
細菌感染が原因で水質悪化やストレスが発症リスクを高めます。
病気予防の基本ポイント
水質管理
定期的な水換え(週1~2回、1/3程度)を行ない、水質が悪化しないようにします。
水温を20~28℃の範囲で安定させ、水温の変化を少なくしてあげましょう。
過密飼育の回避
1匹あたり2~3Lの水量を確保し、メダカがゆったりと泳げるスペースを設けてあげることが大切です。
早期発見
毎日メダカの動きや体表を観察し、異常があれば早めに治療を開始します。
まとめ
これらの病気は、水質の悪化やストレスが引き金になることがほとんどです。
白点病や尾ぐされ病など、病気の初期症状が発症しないよう、日々の管理に気を付けましょう。
また、早期治療によって重症化を防ぐことが可能ですので、日々の観察が大切です。