みなさんこんにちは。
熱帯魚Q&A編集部の板近 代です。
本日のお題は、熱帯魚飼育における『予備』についてです。
予備を持つべき器具・用品の決め方なども解説しましたので、ぜひご覧ください。
熱帯魚Q&Aとは 熱帯魚Q&Aは“熱帯魚専門編集部”が、熱帯魚の飼育などに関する質問にお答えしていく連載です。熱帯魚Q&Aの更新情報はアクアライフ編集部のX(旧Twitter)でもお知らせしておりますので、あわせてご覧ください。 |
全ての予備を持てば安心だけど……
シンプルに、全ての飼育器具・用品の予備があればとても安心です。
とはいえ、予算や置き場所の都合などもありますから、なんでもかんでも予備を持つのは難しい場合が多いのではないでしょうか。
予備を持つべき器具・用品を選ぶ場合は、優先度を考えると良いかと思います。
例として、私はヒーターの予備を持つことをとても重要視しています。
簡単に壊れる器具ではありませんが、予備があれば万が一の故障時にも簡単に水温維持ができるからですね。
その他に、以下のような品も優先度を高くしています。
- カルキ抜きや一部のろ材などの頻繁に使用するもの
- 薬・塩などの病気の治療に使うもの
「急に大量に水替えが必要になった時に、カルキ抜きが足りなくなるかもしれない」
「魚が病気になった時に、薬の予備がないと治療が遅れてしまうかもしれない」
このようにいざという時を想定しながら集めていけば、必然的に必要性の高い予備を集めることができるかと思います。
注意したいのは、餌などの消費期限があるものです。
古い餌は魚にとってもよくありませんから、予備を持ちすぎないように気をつけましょう。
いろいろな製品を見てみよう!
熱帯魚の飼育器具・用品はとても多いので、いろいろと見て予備に向いていそうな製品を探してみるのもよいかと思います。
たとえば、電池式のエアポンプ。
コンセント式は停電時に使えないため、まさに“いざという時の予備”に適した品です。
また、ホームセンターや100均などでも、役に立ちそうな製品が見つかることがあります。
自分の飼育している魚や環境と照らし合わせながら、良い予備を揃え、安心できる飼育環境をつくりあげていきましょう。
Written by 板近 代