みなさんこんにちは。
アクアライフWEB編集部です。
今日のお題は、熱帯魚の水槽と部屋の温度について。
水槽とともに暮らすアクアリストならではのお題です!
ほのぼの回です。
水に触れるって、いいですよね。
アクアの雑談は、その名の通りアクアリウムに関する「雑談」をお届けする連載です。お題は回ごとにいろいろ! 雑談いたしますのは、株式会社エムピージェー出版部長で月刊アクアライフ前編集長の山口 正吾(やまぐち しょうご)と、アクアライフWEB編集部に社外からの協力スタッフとして参加している板近 代(いたちか しろ)。雑談ならではのお話を、どうぞお楽しみください。 |
熱帯魚水槽のある部屋は暖かい?
山口:最近寒くなりましたね。
板近:ですね。自宅にいる時も、長袖を着ることが増えてきました。
山口:部屋も冷えますか。
板近:ええ。寒いなぁと思う日が増えてきました。それで、思い出したことがあって。
山口:なんでしょう。
板近:以前、私は自室に熱帯魚の水槽を置いていたんですね。PC作業したり、寝たりと一番長くいる部屋に。
山口:水槽の置き場所の回でお話されていましたね。
板近:ええ。今は熱帯魚の水槽を全部リビングに移動したので、自室にはない状態なんですね。
山口:もしかして、部屋に熱帯魚の水槽がなくなったら寒くなったとか。
板近:はい。あった時に比べると明らかに寒いんです(笑)。
山口:(笑)。たしか、マンションにお住まいでしたっけ。
板近:ええ。
山口:であれば、気密性が高くて水槽の温度が部屋にこもりやすいのかもしれません。私も以前マンションに住んでいましたが、その時は部屋が暖かかった気がする。
板近:今は一戸建てにお住まいですよね。
山口:そうそう。古い木造住宅であり、水槽からの温度がこもることはないですね。冬はとても寒いです(笑)。
板近:(笑)。建物による違いは大きいでしょうね。
山口:最近は一戸建ても気密性が高いから事情は異なると思いますが。
板近:うちはわりと古めのマンションなんで、新しいマンションだとまた違ったりするのかなぁ。
熱帯魚を飼育する上で注意したい、部屋の温度
山口:今日のお題は、部屋の温度と熱帯魚の水槽ということでいいですかね。
板近:流れ的にそんな感じですね。
山口:では、それでいきましょう。
板近:部屋の温度の話であると……夏場に室温が高かったりすると水槽の水温も上がりますよね。
山口:あれは困りますね。ただ、先ほどもお話ししたように、私の家は木造なので温度がこもることがあまりない。それで庭にはわりと木が茂っていて、特に1階は涼しいんです、夏でも。
板近:それはいいですね。
山口:だから、あまり冷房をつけないし、熱帯魚も快適だと思う。
板近:うちはそこまでは涼しくはないと思います。窓の向きの関係で強い日差しが入らないので、極端に上がるということはないのですが。
山口:そうですか。ただ、そういう私の家も2階は暑い。断熱材がいまいちなのか、夏は40℃くらいまで上がりますよ。
板近:40℃はきつい……。
山口:夏、特に日中は2階の自室で過ごせないくらいですし、水槽も2階に置けないです。熱帯魚ですが、我が家の2階の暑さには耐えられない(笑)。
板近:熱帯魚なのに暑さに耐えられないという話は、以前人に話して驚かれた記憶がありますね。
山口:熱帯魚が日本の夏に耐えられないというのは、知らない人からすれば驚きかもですね。特に最近は暑いから。
板近:名前に「熱」って入ってますからね。
山口:熱帯魚の生息地の一つであるアマゾンのレポートなどを見ると、水温が20℃代の半ばであったりするんですよね。もちろん、アマゾンは広いですから場所による違いもあるのですが。
板近:夏の水槽は対策しないと30℃こえちゃったりしますからね。
山口:そうそう。日本でも地域によっては40℃をこえるところもあるし、水槽はその気温をダイレクトに受けるから。
板近:ですね。
山口:自然の川は流れているし入れ替わっているから、夏でもそんなに熱くないですよね。小さな池や浅い水田などは水温が高いですが。
板近:気温だけでなく、水がどういう状態にあるかというのも、水温に影響しますよね。
山口:夏の水温対策は、以前このブログで話しているから参考にしてもらうといいかもしれませんね。これから寒い季節だけど、今のうちに暑さ対策を覚えておけば、来年、余裕を持って準備もできると思いますので。
冬の部屋の温度と熱帯魚水槽
板近:部屋の温度の話でいうと、冬対策って夏対策に比べると楽だと思うんですよね。
山口:たしかに。冬は水槽にヒーターを入れればよいだけだし。
板近:そうなんですよね。
山口:ヒーターを冬場だけ設置している人は少ないんではないかな。冬以外の季節でも、急に気温が下がることがあるし、私なんかは年中ヒーターを外しません。
板近:私もヒーターは一年中入れっぱなしなので、冬に加温器具を追加するということはないですね。寒くなりサーモスタットのランプが着く回数が増えるを見て「ああ、冬が来るなぁ」みたいな(笑)。
山口:(笑)
板近:他に、熱帯魚と部屋の温度の関係でいうと、寒くなってくると水換えの水が温かく感じるようになりますよね。
山口:それは先日感じました。
板近:私もです。
山口:やたら水温が高い……と思ったら普通の水温だった。部屋の温度が下がっていたんですねぇ。
板近:アクアリストならではの季節の感じ方ですね。
山口:夏は水が冷たく感じますからね。
板近:夏の水が冷たくて気持ちいい水換えと、冬の水が温かくて気持ちがいい水換え。私はどっちが好きなんだろうなぁ……と、今思ったんですが。両方好きだから答えが出せませんね(笑)。
山口:(笑)。夏もたしかに気持ちいいですよね。
板近:気持ちいいですねぇ。
山口:私が小さい頃、親が金魚を飼っていまして。夏場の換水はダイナミックでしたね。
板近:ダイナミックですか。
山口:当時の私の家では全換水をしていて。金魚だから、まあ、それで大きな問題にならなかったのだろうし、当時は部分換水なんていうテクニックを知らなかったんだと思いますが。
板近:全換水だと、結構な水量になりますよね。
山口:水槽を屋外に出して換水するのだけれど。いわゆる大掃除ですよね。
板近:ええ。
山口:その時は水が冷たくて気持ちよかったですね。水がキラキラと輝いて。楽しい思い出です。
板近:それは素敵な思い出ですね。しかし、今日はいつもに増して「普通の雑談感」がありますね。
山口:まあ、そんな回もあっていいかもしれません。
板近:ですね。ああ、そうだ。アクアの雑談関連で一個お知らせいいですか。
山口:なんでしょう。
板近:当連載、アクアの雑談の中でも人気の「○○な熱帯魚」シリーズをひとつのカテゴリーとしてまとめたんです。なので、ぜひご覧いただけたらなと。
山口:ああ、その件ですね。過去回も全て見れますのでどうぞよろしくお願いいたします。