みなさんこんにちは。
アクアライフWEB編集部の板近 代です。
本日は…………
第3回 アクアライフブログ“愛魚”フォトコンテスト結果発表です!!
入選は最大20作品。
特選は2作品。
今回も素敵な作品がずらりと並びましたので、魚好きな方も、写真好きな方もぜひご覧ください!
毎日の投稿チェックが楽しくて仕方ありませんでした。
愛魚写真の様々な形を見せていただきました。
アクアの雑談は、その名の通りアクアリウムに関する「雑談」をお届けする連載です。お題は回ごとにいろいろ! 雑談いたしますのは、株式会社エムピージェー出版部長で月刊アクアライフ前編集長の山口 正吾(やまぐち しょうご)と、アクアライフWEB編集部に社外からの協力スタッフとして参加している板近 代(いたちか しろ)。雑談ならではのお話を、どうぞお楽しみください。 |
今回もたくさんの投稿ありがとうございました!
板近:本日はいよいよ「第3回 アクアライフブログ“愛魚”フォトコンテスト」の結果発表ですね。第1回、第2回に引き続き、たくさんの投稿ありがとうございました!
山口:ありがとうございました!
板近:結果発表の前に、個人的にちょっと嬉しかったエピソード話していいですか。
山口:はい、どうぞ。
板近:今回、募集期間が終わった後に「終わっちゃったけど……」みたいなコメント付きで投稿してくれた方がいたんですけど。それがなんか、嬉しかったんです
山口:と言いますと?
板近:山口さんもよく言っている「気軽に楽しんでほしい」という思いを、受け取ってくれたかのような気がして。もちろん、募集期間外なので選考対象にはならないのですが、ひとことお礼をお伝えしたいなと思いました。ありがとうございます。
山口:それはありましたね。ただし、私としては反省したところでもあります。もっといろいろな方法で告知して、募集期間や応募条件などがより多くの人に届くようにしなければなりませんね。
板近:より楽しんでいただけるよう、改善していきたいですね。
山口:ですね。今回、私も嬉しいことがありまして
板近:なんでしょう。
山口:海水魚の投稿がけっこう多かった。
板近:多かったですね!
山口:このブログは淡水をベースにしているけれど、海水だって良い魚がたくさんいるし、とても新鮮な気持ちで写真を見ることができました。
板近:愛魚コンテストとして、海水魚の投稿が増えたのはとてもありがたいことであると思います。今回は、金魚の投稿も多く広がりを感じました。
山口:心躍りました。今日まで、毎日投稿を見ていましたね。
第3回 アクアライフブログ“愛魚”フォトコンテスト 結果発表
板近:いよいよ、結果発表ですね。
山口:ええ。まずはここに改めて、選考のルールをまとめさせていただきましょう。
【選考ルール】 投稿作品より山口と板近がそれぞれ10作品づつ選考。現時点ではお互いが選考した作品を知らず、かぶる場合もあるため、入選作品は“最大”20作品となります。また、各魚種名、撮影機材名は投稿者さん記載の情報を掲載させていただいております。 |
板近:今回はどちらから発表しますか?
山口:前回は私からであったので、板近さんからお願いいたします。ああ、そうそう。今回から「作品画像の掲載方法」が変わったのですよね。
板近:はい。各作品画像をクリックすると、より大きなサイズの画像が開くようになりました!(※作品ごとの元サイズが異なるため“大きなサイズ”に違いがあります)
山口:作品の細部などをじっくり鑑賞していただけたらと思います。それでは、板近さん選出の1作品目お願いいたします。
魚種 アカグツ
板近:最初をどの作品にするか悩んでいたんですけど、山口さんが海水のお話をされていたので、こちらの作品から行かせていただきいと思います!
山口:これは私も選出していました。いきなりかぶりましたね……というか、この写真はかぶると思っていました(笑)。
板近:私もそんな気がしていました(笑)。
山口:では、お互いに感想などを。板近さんからどうぞ。
板近:はい。スペーシーですよね。宇宙、宇宙的。
山口:構図がいいんですよね。
板近:ええ。魚の配置も角度もいいし、向かって右側の白っぽい塔みたいな何かも宇宙っぽい。これ、なんですかね? 私は海水の世界をあまり知らないので。
山口:なんだろう? ソフトコーラルだと思うのですが。アカグツは知ってます?
板近:はい。実はこのタイプの魚は、以前お店で見かけて「いいなぁ……」と思ったので調べてみたことがあったんです。
山口:なるほど。写真的な面白さにも触れてもらえますか。
板近:この写真、アカグツのサイズ感がとても大きくも見える気がするんですね。何メートルもある、宇宙怪獣的な。
山口:そういう感じありますよね。板近さんの言う通り、宇宙っぽいんですよね。SF映画のポスターみたい。そこは私も面白いと思いました。
板近:宇宙ですよねぇ。山口さんの注目ポイントはどうですか。
山口:写真は板近さんが述べてくれたので魚についても触れておきましょうか。深場の魚で、あまり流通しないという希少性。その魚をきちんと飼われているということ。それが素晴らしいと思います。
板近:変わった魚ですよね。ほんと面白いし可愛い。
山口:ヒレを使って歩く、赤い、丸い。その魅力が1枚の写真でしっかり表現されていて、見ていて飼いたくなります。「飼いたくなる」というのはこのコンテストの評価ポイントの1つでもありますし、そういった点でも私のお気に入りの写真でした(笑)。
板近:良い魚を見せていただきありがとうございます、という気持ちになりますね。
魚種 プラチナコバルトロージー
山口:私の1枚目はこちらです。いわゆる珍カラですよね、コバルトロージィ自体が普及種ではないけれど、そのプラチナ。
板近:かっこいいです。
山口:希少性は魅力でもありますが、この仕上がり具合がたまらないですよね。
板近:たまらないですねー、仕上がりという言葉がすごく似合います。
山口:魚、そして飼育者の自信というのかな。写真から「どうだ!」という気持ちが伝わってきましたよ。見るものとしては「まいりました」と言うしかないですよね、こうなると。
板近:愛魚コンテストを開催してよかったと思える個体ですよね。
山口:こちらの写真について板近さんはどう思われますか。
板近:私は「飼い込む」という言葉が大好きなんですけど、まさに飼い込んでるなと。
山口:いい言葉ですよね。
板近:そしてこの、手前と奥に魚がいる構図がよいですよね。動きがあるし、水中世界な感じがして。
山口:ステージもいいですよね。水草が整いすぎていないというか、自然感があって。
板近:ピンクの水草がシャープで効いてるんですよね。
山口:魚の持つイメージを引き立てています。
魚種 ブルーゼブラタイラントパラダイスフィッシュ
板近:お次はこちらです。
山口:綺麗な魚だよなあ。
板近:綺麗ですよねぇ。ぜひ実物を見てみたい。
山口:まだ見たことないですか?
板近:ないんですよ。ブルーゼブラタイラントパラダイスフィッシュの存在は少し前に知って、いろいろ写真を見たりしていたのですが、この作品は私の「もっとこの魚の美しさを知りたい」という気持ちにばっちり応えてくれた上に、その先まで見せてくれた気がするんですよね。
山口:面白いですね、その感想も。この魚は割と最近の作出ですよね。ツイートを少し見たら、投稿者さんはご自身でこの魚を殖やしているようですね。
板近:そうみたいですね。コンテスト開催前にも、この方がこの魚についてツイートされているのを見たことがあるのですけど、コンテストが始まってからは、投稿作品以外のツイートをできるだけ見ないように我慢しました。
山口:それはなぜ?
板近:審査員として、この写真を見た時の感情をそのまま結果発表に持ってきたかったんですね。
山口:感情をそのまま?
板近:初見で「この写真を撮った人はきっと、この魚の魅力をすごく知っている人なんだろうなぁ」と思って、その後に「あ、繁殖してる人か!」と思い出したので…………我慢しないといけないなぁ……と。
山口:作品以外の情報に触れてしまうと、それが感想に影響を与えるかもしれないと。
板近:ええ。繁殖されているという情報を思い出す前に感動した、その状態を今日までキープしたかったんです。実際は我慢しきれず、ちょっとだけ見ちゃったんですけどね(笑)。
山口:相変わらず板近さんも熱いですね(笑)。これで、発表が終わったのでじっくりと見ることができますね。
板近:ですね。ただ、私も最近ツイッターをよく使うようになったので、次回のコンテストからは同じようなシチュエーションになっても「見ない」という方法とは、違うやり方をとっていこうかなと思っています。
山口:ツイッターをやればやるほど「見ない」という選択肢は難しくなっていきますよね。フォローしている方であったり、リツイートで見かけたりもありますし。
板近:そうなんです。そんな感じでこの作品は、私の審査員としての考え方を一歩成長させてくれた作品でもあります。ありがとうございます。
魚種 アカリエスピーニョ
山口:お次はこちらです。アカリエスピーニョの丸太飼い。
板近:ああ、この写真いいですよね……。
山口:アカリエスピーニョは迫力のある魚ですし、これはたぶん大型個体。尾ビレのフィラメントも長くて、丁寧に飼われていることが伝わってくる。
板近:伝わってきますね。
山口:また、この水流の表現がいいですよね。水流にエアを乗せていて……。ディフューザーを使っているのかな?
板近:飼育環境が伝わる写真というのは、良いですよね。
山口:そうそう。飼育環境そのままなんだろうけれど、魚のイメージととても合っている。荒々しいというか、水の中だけれど「荒野にいる」みたいな。
板近:あとこの写真、見ていてすごく気持ちがよいのですよね。
山口:といいますと?
板近:水流もいいし、水槽も綺麗だし。さらに、水槽の底面と写真の枠をピシッと合わせている気持ちよさもあり。
山口:魚も横正面。こういう魚は顔のアップなども面白いけれど、この写真のように静かな構図であると、しみじみと魚の良さが伝わってきますよね。
板近:静かですね。水流の動きは激しいのに、静か。あと、この尾ビレの付け根が流木に乗ってちょっと上がっているところとか、奥にもプレコがいるところとかもいいんですよね。シンプルで静かな中のチャームポイント的な。
山口:板近さんは写真の隠れキャラ探すの好きですもんね(笑)。
魚種 スーパーグリーンジェットダーターテトラ
板近:私のお次はこちらです。
山口:私もこの写真は迷ったんだよなあ。
板近:魚の写真を撮る上で、なにかに魚の姿を映しこむというのは定番の手法であると思うんですね。壁面であったり、水面であったり。
山口:投稿作品にも多かったですね。
板近:ですね。今回は、映しこみ撮影の様々な工夫が見られたコンテストであったと思うんです。アイデアやバリエーションもいろいろで。その中でもこの作品は、際立っていたように思います。
山口:どうしてこのような撮影を思いついたんですかね。コーヒーを用意して魚がそこに映り込む、そんな日常があったのか。それで、いつか撮ろうと思っていたのか。なんにせよ、アイデアがすごい。
板近:意図を持って撮った作品なのかなと思います。コーヒーに映った部分が別世界のように鮮明なのも、その意図あってのことなのかなと。さらにすごいのは、この写真は自然なんですよね。これだけシチュエーションが作られているのに、作為的な感じがしないんです。
山口:自然ではありながら練られている……というわけですか。
板近:多分、私はこの写真にもてなされているんでしょうね。
山口:また独特な言い回しですね(笑)。でもたしかに、撮影した方のサービス精神みたいなものは感じます。
板近:感じますね。それで、この写真がなぜこんなに自然に見えるのか考えてみたんです。
山口:お聞かせください。
板近:この写真、ほとんど円で構成されているんですよね。水槽も円、台もコーヒーカップも円。さらには年輪も円。細かいところだと、水槽のロゴも円ですね。だからこそごちゃごちゃせず、自然と水槽の近くでコーヒーを飲んでいるかのような気分になれるのかなと。
山口:ホッとしてもらいたい、または驚いてもらいたいなど、写真を見る人をしっかりとイメージしている気がします。それが先に言ったサービス精神を感じるということなのだけれど。
板近:ええ。また、このちょっと横長な縦横比もいいんですよね。いろいろな円をうまく切り取っていると思います。
魚種 ダンゴウオ
山口:お次はこちらです。
板近:可愛いですよねこの写真!
山口:愛魚写真コンテスト。我々が設定したお題ですが、改めてそのお題について考えさせられた1枚ですね。「いろいろな愛のかたちがあるよなぁ」と。
板近:ありますねぇ。
山口:ダンゴウオは親魚もとても可愛らしくて。
板近:可愛いですよねぇ。
山口:私も記事で扱ったことがあるのですが、冬の磯の名物で、冷水での飼育が必須だから飼う人を選ぶ魚ではある。それを繁殖して、こうして写真に撮って送ってくれたというのが嬉しかったですね。
板近:すごいことです。
山口:飼育する方の、魚に対する気持ちみたいなものを共有できた気がします。板近さんはどう思われますか。
板近:私はこの卵の撮影時期も素晴らしいなと思いました。だいぶ成長してきて、可愛いなという以外にも、生きているな、命ってすごいなと思わせる1枚かと。
山口:ああ、それはあるかも。眼がくりっとしていて、魚という感じがしますよね。これから始まるストーリーを予感させます。
板近:静止画ですが、動いているようにも見えるのですよね。
山口:写真の選考とは別の話ではありますが、撮影された方はダンゴウオの魅力を伝えるTwitterアカウントをお持ちであり、そんな「一種類徹底」な姿勢もシンプルに素晴らしいと思いましたね。
魚種 イエロートーマン
板近:お次はこちらです! この写真はほんとびっくりしました。
山口:いい写真だなぁ。解像度と言えばいいのかな、クリアでクッキリしていますよね。
板近:解像度高いですよねぇ。あと「3Dか!?」と言いたくなるような、超絶立体感。手前に飛び出すような、飛び出す映画みたいな迫力があります。
山口:3Dといえば、小学生の頃に映画の「ジョーズ3」を観たのですが、けっこう衝撃でした。……すみません、話の腰を折りました。
板近:それはそれで気になる話ではあるのですが(笑)。この方は、以前も入選された方で。その時もイエロートーマンだったんですよね。
山口:その時は正面顔の写真ですね。飼育感の溢れる可愛い写真でしたが、今回はまたイメージが違いますよね。
板近:もちろん、過去の入選と今回の選考は関係なく、あくまでも作品単体で選んではいるのですが。
山口:ええ。そこは徹底していますよね。
板近:はい。ただ、選考とは別に、過去にあの写真で入選した上でこの写真を投稿したという背景には、魚への熱い愛があると思ったんですよね。
山口:そういう受け止め方もありますね。写真的にはどうですか。
板近:写真的には、やはり立体感ですよね。魚の顔が飛び出して見えるような立体感。その表現が、イエロートーマンという魚ととてもマッチしていて。
山口:胸ビレの動きもいいし、胴体が奥の方に見えて、「日本昔ばなし」のオープニングのような奥行き感もある。龍が飛んでいるアニメーション。
板近:細部にまで気の行き届いた完成度の高い作品ですよね。たとえば、魚の頭に1個エアがついていて変形してるんですよ。これもまた、ひとつの動きになっているんですよね。
山口:あ、ほんとだ。
板近:そうした細い部分にまで感動できるのは、きっと撮影者さんが機材を使いこなされているからだと思います。魚の良さ、写真としての面白さに加え、機材と信頼関係も感じられる一枚ですね。
魚種 ペルーグラステトラ
山口:私のお次は、こちらの写真です。ペルーグラステトラは板近さんのお好きな魚であるし「かぶるかな?」とも思ったけれど……どうでしょう?
板近:見事にかぶりました。
山口:このコンテストは私と板近さんでお互いの10選をあげていく発表スタイルですが、変に気をつかうのもいけないなと思いまして。「かぶったらかぶったでいいか」と、選ばせていただきました。
板近:私もそうした選び方をしています。あ、念のための補足ですが「好きな魚だから」という理由だけで選ぶことはないのでご安心ください(笑)。
山口:ええ。私も板近さんも作品を見て選んでおります。この作品も、魚のイメージをうまく表現していますよね。
板近:ですねぇ。
山口:クリアな体を青いバックで撮る。光が多くて、V字型の背景は自然と魚に目がいく構図となっています。綺麗な水の沸いている泉、そんな印象を持ちました。水槽のシチュエーションが良い雰囲気を作り出していると思います。
板近:好きな魚ということもあり、私も何度かペルーグラステトラを撮っているのですが、だからこそ「こんな表現があるのか」と思いましたね。
山口:勝手に勝負したんですね(笑)。
板近:勝負したわけではないです(笑)。勝負ではなく、感動ですね。なんというか前々から、同じ被写体を撮っても、人によって写真は変わってくると思っていて。
山口:それはありますね。
板近:でもそれって、絶対ではないと思うんです。「だいたい同じ写真だよね」という感想を持たれることもあると思いますし、かといって変わったことをやればよいというわけでもない。
山口:ええ。
板近:でもこの写真は、違う。「私はこう撮りたい」という意思が、しっかり形になっている。魚も、景色も安定感がある。オリジナルなだけでなく、スタンダードな写真にある良さも取り込んでいるように思うのですね。
山口:熱いですね、好きな魚だけに。
板近:どうしても熱くなってしまいますよね(笑)。全部話すと長くなってしまうので、もう1つだけ語らせていただくと、この写真、左右に岩があるみたいになってるじゃないですか。
山口:なってますね。
板近:その上にも立体物があるんですが、それがとても綺麗なブルーなんですね。
山口:なんですかねこれは、水草かな?
板近:なんでしょうね? きっと、そこをはっきりさせないところも、この作品の良いところなのだと思います。そんな感じで、この写真の中にある青色を見ていくと、どんどん吸い込まれていくというか、没入感が増していくのでおすすめです。
山口:たしかに、入り込める作品ですよね。
魚種 スマラグディナカッパー
板近:お次はこちらです。
山口:この写真は私も目をとめました。
板近:ファンタジー世界のようですよね。そしてこの魚が、その世界を冒険する主人公。
山口:映画であれば「これから旅に出るぞ!」というシーンですね。
板近:まさにそうですね! 「その視線の先」なんていう言葉が思いつくような。
山口:キャッチコピーを考えなら写真を見ているんですね(笑)。
板近:(笑)。以前山口さんに、私が、子どもの頃から水槽の中の冒険を想像していたという話をしたじゃないですか。
山口:お話されていましたね。
板近:この写真を見たときに、子どものころから憧れてきた冒険の世界が、超高クオリティで映画化決定して、そのキービジュアルを見たような感覚があったんですよね。
山口:焦点が合ったと。
板近:「こういう映画が見たかった!」と。いや、映画ではないんですけどね(笑)。
山口:(笑)。これ左側は光が多く、奥行きがあって背景がうまくボケている。右側には大きな流木があって、魚もそこにいてピントが来ているじゃないですか。
板近:ええ。
山口:本当にスマホで撮ったと思えないですね。今時のスマホは綺麗に撮れるし、今回の発表では「スマホ云々」と言うのはやめようと思っていたのですが、やはり言ってしまいました。雑誌の見開きに使いたいくらいの作品です。
板近:ああ、見開き良いですね。ポスターもいいかも。印刷して見たら、よりこの写真の良さを感じられそうな気がしますね。
山口:ドラマが表現されていますよね。ストーリーを感じる。投稿された方のイメージなんだろうなぁ。
板近:この写真を元に1本小説を書かせていただきたいですよ。もう、止まらないです、想像が。
山口:では、板近さんの想像が大変なことになる前に次行きいますかね(笑)。
板近:ありがとうございます(笑)。
魚種 チャンナプルクラ
山口:こちらです。
板近:あー! この方は、どの写真もクオリティがやばいですよね。
山口:そうなんですよ。複数の投稿があって、その中から選ばせていただきましたがどれも作り込みがすごい。
板近:上手いし、発想もすごいし、1枚への熱量もすごい。第2回で入選した作品もすごいクオリティでしたからね。
山口:水槽は作り込みが大変じゃないですか。水があるし、魚は動くし。そういう条件の中で「よくぞここまで」と感服いたしました。魚の魅力も伝わってくるし、写真への熱量にも圧倒されましたね。
板近:こういう方が投稿してくれると、コンテストとしての面白さがまた広がっていくと思います。
山口:ええ。まいりましたね。どうですか板近さんは。
板近:正直この方には、具体的な撮影話を聞かせていただきたいですよね。機材も見せてほしい。
山口:そう来ましたか(笑)。
板近:この方はとにかく、光の扱い方がすごい。魚に当たる光もそうなんですけど、黒い背景で一部分だけ明るくしているのもいいし、光で演出された水の動きで水槽であることが伝わるのもいい。
山口:水面の見せ方にも苦労したんじゃないかな。水槽の水面の上は、水面の下と調子が違っていて、綺麗に見せるのが難しいと思うんですよね。でも、この写真は綺麗にまとまっていて。
板近:水面の上、難しいですよね……。
山口:水面の動きもこの写真の重要な要素だろうし、水面はトリミングできなかったんだと思います。そのあたりのお話も聞いてみたいですね。
板近:黒の空間作りも素晴らしいんですよね。画面に対する黒の配分がすごい。
山口:ストロボが作るハイライトが効果的です。真っ黒だと目を引かなかったと思う。実に、考えられた作品だと思います。
魚種 クリスタルレインボーテトラ
板近:次の写真も「お話聞かせてください」と思った一枚なんですけど。
山口:これもかぶりましたね(笑)。
板近:今回かぶる率高いですね(笑)。過去最高かな。
山口:これもすごい写真だよなぁ。
板近:この方は、惹きつける力のある写真を撮る方だと思います。写真の引力が強い。あ、選考かぶっちゃったけど私が先に語っていいですか?
山口:どうぞどうぞ。
板近:では、お言葉に甘えて。この写真は黒背景に魚。とてもシンプルなんですが、色、ボケ方、ピントの合わせ方などなど凄まじいものがあるんですよね。背景もしっかり黒くて。これ以上を思いつけないというか、バランスが良すぎる。
山口:クリスタルレインボーテトラですよね。ペルー産のカラシン。わりと新しい魚で、15年くらい前から流通しているのかな。
板近:この小さな体で、ピントのあった面からボケへのグラデーションが完璧すぎるんですよね。写真を1枚の絵として描ききっているというか。
山口:クリスタルレインボーテトラは実物を見たことがあるけれど、私にはこの写真のような色は見えなかったんだよなぁ。これが写真の面白さ、撮る人の感性が表現されるんですよね。
板近:色もいいですし、魚の身体の作りも捉えていますよね。
山口:しりビレのカッパーと言えばいいのかな、メタリックな発色。あの魚でこの色に目をつけたか……という驚きがあります。
板近:あと、これ目元に涙みたいな形の水色があるじゃないですか。これがめっちゃかわいい。
山口:細かいですね(笑)。板近さんのそういうところ、私はもう慣れましたけれど、本当によく写真を見ているというか。もちろん私も見ているのだけれど、見方は違いますよね。
板近:そういう視点の違いは、面白いですよね。
魚種 テンジクカワアナゴ
山口:こちらです。
板近:この写真の解像感もすごいんですよね。大きい画面で見てほしい1枚。
山口:そうそう。頭の鱗の細かい質感や、胸ビレ・背ビレの模様など、とても繊細に表現されていて。
板近:繊細ですね。
山口:写真的なクオリティもすごいのだけれど、シチュエーションもいいですよね。餌となる生物を待ち構えているのか、それとも鳥などの捕食者から逃れるために浮き草の影に隠れているのか……。水槽ではあるけれど、自然さながらの臨場感があります。
板近:この写真が撮れる水槽が家にあるというのは、素直に憧れますね。
山口:自然感があるのだけれど、自然下ではここまで近づいて撮るのは難しいと思うんですよね。魚は逃げてしまうだろうし、水の透明度などの問題もある。そういう視点で見れば、自然のようだけれど水槽の良さも伝わってくる1枚だと思うんです。もう、お見事というしかありません。
板近:この写真には「観賞」というより「観察」という言葉が合う気がします。なんか、心地よい緊張感があるんですよね。
山口:なるほど。
板近:水草もかっこいいですよね。魚とよく合ってる。
山口:飼育者だからこその写真ですね。この魚のかっこいい瞬間を切り取っています。
板近:この魚がお好きなのだろうなぁという、愛が伝わってきます。
山口:ですねぇ。まさに愛魚写真です。
魚種 メダカ(品種不明)
板近:お次はこちらです。
山口:ほう、これはこれは。
板近:この写真を見たときに「いい色出てるなぁ」と思ったんです。
山口:ちょっと詳しく教えてください。
板近:はい。たとえばカメラや印刷について話をする時に「発色が良い」なんて表現をすることがあるじゃないですか。
山口:ありますね。たとえばそれは、この作品のどこから感じましたか。
板近:底の緑がもう少し明るかったら私は選ばなかったと思うし、メダカの尾ビレの縁取りのコントラストがもう少し高めであったならば、選ばなかったと思うんです。
山口:……もう少し、お聞かせください。写真はとても良いと思うのですが、ちょっとコメントの理解が追いつかない。
板近:ちょっと待ってくださいね、なかなか言語化が難しい(笑)。
山口:(笑)
板近:この写真にはいくつかの色がありますが、全体的に抑えめであると思うんですね。ただ、抑えすぎてはおらず。その絶妙なバランスでメダカにナチュラルに目が行くようになっている。
山口:なるほど。
板近:その次に私は、下の貝に目が行って、それから貝の近くの緑や奥の暗いブルーなどが気になっていって……抑えているけど抑えすぎていないという絶妙な色合いから、じんわりじんわり味わえる世界観ができているのかなと思うんです。
山口:そういう見方をされていたんですね。
板近:初見の感想が「いい色してるなぁ」で、それを細かく噛み砕いていった結果が、今の感想になります。
山口:もともと板近さんは、アンダーな写真の中での微妙な色合いをよく見ていますよね。以前からそう思います。
板近:そういう見方の癖みたいなのが、あるのかもしれませんね。うん……やっぱり私って細かいのかもしれませんね。
山口:(笑)
板近:ついでにあと1点細かい話をさせて頂くと、この方は魚種名を「メダカ(品種不明)」とされているのですよね。
山口:ええ。
板近:選考とはまた別の話であり、私の勝手な深読みでもあるのですが「品種不明だけどこの子すごくいいでしょ」という思いが、この投稿にはある気がしました。私はそれが、すごく嬉しかったんです。
魚種 ウインプルピラニア
山口:お次はこちらです。
板近:この写真いいですよね。
山口:いいですねぇ。今回のコンテストでは、このような雰囲気の良い写真がたくさんありましたよね。
板近:いっぱいありました。ありすぎて、10選という枠が狭い狭い。
山口:(笑)。想像するに、みなさん「魚の写真を撮る」という次の段階で楽しまれている気がするんですね。魚の良さをどう表現するか、自分なりのイメージをどう表現するか。
板近:私もそれは感じましたね。
山口:この写真からはそれがとても強く伝わってきて。
板近:伝わってきますねぇ。この方は、以前からそうした表現の追及がすごいですよね。第1回、第2回の入選作品がまさにそうで。印象付けるのがとても上手いと思います。
山口:ええ。この作品でも、水草で体が隠れていて頬の赤みと眼、そしてウインプルピラニア特有のアゴに目がいきます。
板近:あとこのギラつき!
山口:ですね。全体にアンダーだけれどそれがピラニアの迫力、魚の持つキャラクターとよくマッチしているし。
板近:全体像が見えないからこその魅力がありますよね。
山口:ちょっと確認できないのだけれど、アゴの辺りのハイライトは歯列になるのかな。口唇の隆起のようにも見えるけれど。ともあれ、これがピラニア、特に「ウインプルであれば下アゴ」というのをうまく印象付けていると思います。板近さんはどうですか。
板近:この作品は、カメラのもつ表現力を引き出されているなと思いました。
山口:PENTAXですね。板近さん愛用メーカーの。
板近:実は、PENTAX KPに100mmマクロは私もよくやる組み合わせで。100マクロは複数あるので、完全に同じかどうかは不明ですが、私のテンションが上がる組み合わせであることは間違いないです。
山口:(笑)。近い機材だと、イメージしやすいかもですね。
板近:はい。KPはすごく深みのあるカメラで、だからこそ、この引き出し方はすごいと思いました。同じカメラを使う身として尊敬の念を抱きます。
山口:なるほど。
板近:カメラやレンズって、画素数など、数値で表せる部分だけではないと思うんです。
山口:ええ。
板近:この写真は、カメラの持つ数値化できない魅力が感じられる写真と言えるのではないでしょうか。
山口:数値化できない魅力、良い言葉です。
魚種 金魚 東錦
板近:お次はこちらの写真を推させていただきます。
山口:自然ですね。スナップ的というか。
板近:陽の光、レースのカーテン。とにかくもう素敵だな、素敵だなと。魚とともに暮らしている1日。日常だからこその良さを感じます。
山口:柔らかな日常、というような世界観であると。
板近:はい。また、フィルターや魚にかぶる映り込みがいい味出してるんですよね。
山口:私などの狭い価値観で言うと、ほら、ブログの写真講座でも「映り込みは……」みたいな話をしているじゃないですか。映り込みを抑えるのは、魚の写真を撮る上では基礎的な部分で。
板近:わかります。私も、雑誌の記事などでそうした解説をしましたし、自分自身の体験としてもその基礎の大切さはわかっているつもりです。
山口:この作品は「でも」ということですよね。
板近:ええ。「でも」です。
山口:こちらの方は、あえて映り込みを利用しているのではないかと。
板近:この写真を、仮に映り込み対策して撮っていたとしたら、この尊い日常感が削れてしまっていたと思います。
山口:……審査員が2人でよかったです。私は長いあいだ編集をしてきたから、その常識みたいなもので凝り固まってるのかもしれない。この写真を推している板近さんも自信ありげだし、私もその良さに気づけた気がします。
板近:そう言ってもらえてすごく嬉しいです。補足として、この写真は「あえて選んだもの」ではありません。まさにこの写真が醸し出す雰囲気のように、自然に良いなと思いました。
山口:コメントありきで選んだわけではない、ということですか?
板近:はい。良い作品だと思って選んでいます。ただ、結果として「基礎は大事だけど、基礎がいつも正解であるわけではない」という熱いメッセージになった感はありますね(笑)。
山口:たしかに(笑)。いや、これもコンテストの面白さですね。
板近:ですねぇ。こうした話は、良い作品があってこそ伝わる話でもありますよね。
魚種 コリドラス ジュリー
山口:こちらの写真です。これで私は最後の選出ですね。
板近:いい写真ですね。
山口:コンテストも3回目となり、ありがたいことに、とても凝った写真も増えてきました。凝っていくと、方向性としては魚の美しさ、写真のカッコよさを追求する傾向が強まると思うのですが、こちらは飼育の楽しさが伝わってくる写真で。
板近:飼育の楽しさを感じられる写真が見れるところも、このコンテストの魅力ですよね。
山口:ええ。もちろんこの写真も凝っていると思うんです。たとえば、このカットを撮るまでにどれくらい粘ったか、想像できるじゃないですか。そうした時間も含めて楽しまれているのだろうなと。本当にコリドラスが好きなんだなと。そんなふうに感じた次第です。
板近:ほんとに「楽しい」という言葉が似合う写真ですよね。また、この方らしい風合いを感じるところがいいですよね。写真の風合い。
山口:そうそう。前のコンテストでも入選されていたし、個性がありますよね。
板近:色が優しくて、魚にも表情があって。あとなんだろこれ、背ビレの上のところの光るリング。四重くらいのリングがありますよね。これがものすごく面白い。
山口:光るリング? これは土管に入った気泡のようにも見えますね。
板近:ああ! なんで気づかなかったんだろう。それもまた、この写真の風合いの力なのかも。優しいファンタジー感というか、光るリングのような不思議が起きる気がしてしまう。
山口:仮に気泡であるとすれば、土管を水槽に入れて間もないのかもしれませんね。このカットを撮るためのセッティングなのかな?
板近:どうなのでしょう? どうやら私は、ずっと入れてあったものだと思いこんでいたようですが……この方の水槽には楽しく飼育する、あるいは、楽しく撮影する工夫がいろいろとありそうですね。
山口:ええ。とても楽しそうです。
魚種 メニーバータイガー
板近:私のラストはこちらです。
山口:ユニークなアングルですよね。
板近:良いアングルですよね。この角度は、飼育者ならではとも言えると思います。また、水面への映しこみもいい感じで。
山口:水面に魚の像が映っていますね
板近:このゆらぎがかっこいいんですよね。
山口:これもまた、アンダーの中でいろいろな表現がありそうですが、そのあたり、思ったところをお話しいただけますか。
板近:はい。個人的に推したいのはこの茶色い感じですね。濃いセピアというか。
山口:やはり(笑)。板近さんが好きそうな表現だと思いました。
板近:(笑)。これ、背景に丸い光がたくさん浮かんでいますが、そこにも茶色がかかっているんです。白も真っ白ではなく。
山口:ですね。
板近:それが大人びた静寂を生み出している。
山口:なるほど。赤みがかかっていて、独特の色合いですよね。これも狙ってのものなのでしょうかね?
板近:私は、意図的なものであると思いました。見事な演出だと。
山口:この色はかなり効いてますよね。
板近:ええ。またこの写真、静寂感があるのに動きがあるのがいいんです。とても静かな部屋で、魚と水面が奏でたコポンという音だけが聞こえるような。
山口:たしかに想像が膨らみますね、いろいろと。
板近:多分、この水槽のある空間はかっこいい。そう思います。山口さんはどうですか。
山口:魚好きとしては、突き出した口と、大きく開いたエラ、それらの動きの連動性がとてもよく伝わってきて。ギリシャの彫刻のようと言えばよいのか、頭部の構造の美しさ、そういうものを感じますね。
板近:最初の話に戻りますが、これは、魚好きだからこそのアングルですよね。また、この眼も良いのですよねぇ……。
第3回 アクアライフブログ“愛魚”フォトコンテスト 特選は……
山口:では、入選作品が全て出揃ったところで、早速、特選の選考行きましょうか。
板近:はい。特選はお互いの選出から1作品づつ、合計2作品が選ばれます。
山口:説明ありがとうございます(笑)。
板近:(笑)
山口:ではでは、選んできますのでしばしお待ちを。
板近:はい! 私も選んできます!
特選はこちらの2作品です!
山口:おまたせしました。私の特選はこちらであります!
板近:私の特選はこちらです!
山口:おお、綺麗に割れましたね。
板近:そうですね。
山口:今回はけっこう選出がかぶっていたから、同じ作品を特選に挙げる可能性も高かった。
板近:そうですね。どれも力作ですし、特選は毎回かなりの接戦であると思います。
山口:では、作品についてはすでにたくさん語ったので、ここからは「なぜ特選としたのか」というポイントをそれぞれが述べていきましょうか。
板近:承知いたしました。では、山口さんからお願いいたします。
山口:はい。私が特選に選んだ「スマラグディナカッパー」は雄大ですよね、水槽にドラマを感じられた。魚に寄った写真が多い中でこれは目を引いたし、魚のプロポーションやポーズも良い。写真というより絵を見ているような、そんな感想を持ちました。
板近:素晴らしいですよね。ほんと、質のよい紙に印刷したい。
山口:舞台となった水草レイアウトも印象的であるし、アクアリストならではの写真という気がします。では、板近さんどうぞ。
板近:はい。この「ウインプルピラニア」の写真は「印象」という言葉が合うと思いました。脳裏に焼き付くような、強い印象がある。
山口:強いインパクトがありますよね。
板近:ええ。さらに水草であったり、暗くて見えない部分であったり。シンプルな構図ながら、作品としての奥深さを感じる。すごい作品であったと思います。
山口:かなり練られていると思います。
板近:あとはこの、写真全体の仕上がりの質感。この質感が魚にとても合っていて……と、すみません。コンパクトに述べるコーナーでしたね。
山口:(笑)。まあ、語り足りない気持ちはわかります。そうそう、特選の方にはアクアライフ編集部Twitterより景品発送のDMを送らせていただきますので、フォローを外さないようお願いいたします。
板近:フォローを外してしまうとDMが送れなくなってしまいますので、よろしくお願いいたします。今回の景品は開催時にもお知らせいたしました「ろ材付きエーハイム クラシック2213(提供:神畑養魚株式会社)」となります!
第3回を振り返って
板近:ではでは、最後は恒例の振り返りですね。第3回、どうでしたか山口さん。
山口:途中、折々でもコメントしていますが、コンテストを意識してくれたのであろう作り込んだ写真が多かったこと。それは大変嬉しかったです。一方で、気軽な投稿の場として利用してくれている方も多くて、なんというか、コンテスト自体の味わいというのかな、個性が出てきた気がしますね。
板近:このコンテストを、さらに素敵なものへと育ててもらった感はありますね。
山口:ええ。板近さんはどうでした。
板近:愛魚写真の可能性が、さらに広がった気がします。「魚それぞれ、写真それぞれに良さがある」という楽しみ方が、より広く、深くなった。
山口:本当に、いろいろな愛魚写真がありますもんね。
板近:ですね。また今回の入選は、過去に入選された方と、初めて入選された方が入り乱れた形となった。ますます「どんな写真が入選するかわからない」状態になってきたというか、コンテストのワクワクが、さらに煌めきを増した感がありますね。
山口:こうしたコンテストを開催できる背景にも触れておきたいですね。SNSありがとう、Twitterありがとう、そんな気持ちにもなります。
板近:それはありますね。投稿という動作と作品の共有が気軽に行なえるTwitterだからこその広がりがあって。投稿だけでなく、「見ていて楽しい」という旨の意見をツイートしてくれた人もいて。
山口:今後も、みなさんに楽しんでいただけるようなコンテストを続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
板近:よろしくお願いいたします。
山口:板近さん、他になにかありますか。
板近:毎回お伝えしていることでもありますが、ぜひ公式ハッシュタグ「#アクアライフ写真コンテスト」で検索してみてほしいですね。第1回からずっとこのタグなんで、遡るとたくさんの愛魚写真が見れます。
山口:ぜひ検索してください。
板近:入選作品以外にも素敵な作品がいっぱいありますもんね。過去の結果発表も合わせてご覧ください!
山口:御覧ください! それでは、参加してくれたみなさま、コンテスト情報拡散に協力してくれたみなさま、ありがとうございました!
板近:ありがとうございました! 今回のコンテストも最高でした!