みなさんこんにちは。

熱帯魚Q&A編集部の板近 代です。

 

本日は、スマートフォン(以下、スマホと表記)での熱帯魚撮影についてお話させていただきます。

当記事に掲載の写真は全て私がスマホで撮影したものですので、本文と合わせて参考にしていただけると嬉しいです!

※各画像のAQUALIFEロゴは撮影後に入れたものです。

熱帯魚Q&Aとは

熱帯魚Q&Aは“熱帯魚専門編集部”が、熱帯魚の飼育などに関する質問にお答えしていく連載です。熱帯魚Q&Aの更新情報はアクアライフ編集部のX(旧Twitter)でもお知らせしておりますので、あわせてご覧ください。

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熱帯魚はスマホで撮影できる?

Photo by S.Itachika

結論から言えば、熱帯魚をスマホで撮影することは可能です。

今のスマホのカメラは性能が良いですし、多くの機種に明暗などを調整する機能がついていますから、こだわった写真や動画が撮れたりもしますよ。

 

実際に、当サイト(アクアライフブログ)のフォトコンテストでも、スマホで撮影した写真がいくつも入賞しています。

SNSでも、スマホを使って撮影した魚の写真をたくさん見ることができると思いますので、参考にしてみても良いかと思います。

スマホで綺麗に撮るコツは?

私の考えですが、スマホで綺麗に撮るためには「スマホのカメラもカメラである」という認識を持つことがコツだと思っています。

言い換えれば、スマホ独自の撮影テクニックだけでなく、スマホのカメラを含めたカメラ全般で使える撮影テクニックにも目を向けるということです。

 

たとえば、水槽に周囲の景色が映り込んでしまう場合。

この場合は、部屋を暗くして水槽の中だけを明るく照らすというテクニックがとても有効です。

分かりやすく言うと、夜、部屋の灯りを消して水槽の上のライトだけつけたような状態ですね。

水槽壁面への映り込み Photo by S.Itachika

他にも、写真の基礎的な話のひとつである『露出の調整』は、覚えておくと表現の幅が一気に広がります。

露出の調整は、スマホの多くの機種で可能となっていますので、説明書を見たり『機種名 + 露出補正』などで検索してみましょう。

露出の調整による明暗の変化 Photo by S.Itachika
露出と周囲の光を調整し、暗めに仕上げた一枚 Photo by S.Itachika

このような感じで、スマホのカメラでも使える技はたくさんあります。

撮影後に写真の余分な部分をカットする『トリミング』も、良いですよ!

 

写真撮影のテクニックには動画撮影にも生かすことができるものがたくさんあるということも、合わせて覚えておきましょう。

たとえば、さきほど解説した映り込み防止のテクニックは、動画撮影にもそのまま使うことができます。

 

視点を固定したければ、スマホ用の三脚を使用するなどで解決できます。

三脚は写真撮影でも使えますし、手振れの防止にもつながるので、とてもおすすめしたいアイテムです。

小さなものなら100均で入手することができますよ。

 

余談ですが、自宅の熱帯魚撮影というジャンル(?)は、まだまだ撮影趣味全体から言えば情報が少ないように思います。

ほしい情報が見つからないときは、水族館での撮影方法について調べてみると参考になる話がいろいろと見つかるかもしれません。

白黒モードで撮影した一枚。撮影時に色彩を変更する機能が無ければ、カラーで撮影した後に白黒加工してもよい Photo by S.Itachika

 

Written by 板近 代

 

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